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パンダの繁殖に向けた準備始める 東京・上野動物園2月2日 11時47分
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東京の上野動物園は、ジャイアントパンダの「リーリー」と「シンシン」に発情の兆候が見られるとして、2頭の部屋の間にあるシートを外すなど繁殖に向けた準備を始めました。
上野動物園によりますと、先月からオスの「リーリー」は落ち着きなく歩き回るほか、メスの「シンシン」も繁殖期特有の鳴き声を出すなど、ともに発情の兆候が見られるということです。動物園では発情を刺激するため、先月下旬に2頭の部屋の間にあるシートを外したほか、シンシンに排卵の兆候が認められしだい、公開を中止することにしていて、1日、来園者から見えないようにするための高さ2メートルほどのフェンスを設置しました。
動物園によりますと、ジャイアントパンダの繁殖期は2月から5月にかけてで、妊娠できるのはメスが排卵する前後の数日間に限られるということです。「リーリー」と「シンシン」は4年前の平成24年に自然交配で赤ちゃんが誕生しましたが、1週間ほどで死に、その後は妊娠に至っていません。動物園では、自然交配が難しければ、人工授精も検討することにしています。
東京・港区の17歳の女性は「発情の兆候が認められたと聞いて来ました。赤ちゃんを楽しみに待ちたいと思います」と話していました。上野動物園の渡部浩文副園長は「2匹を注意深く観察し、本格的な繁殖期が来るのを万全の準備をして待ちたい。来園者には静かに見守ってほしい」と話していました。
動物園によりますと、ジャイアントパンダの繁殖期は2月から5月にかけてで、妊娠できるのはメスが排卵する前後の数日間に限られるということです。「リーリー」と「シンシン」は4年前の平成24年に自然交配で赤ちゃんが誕生しましたが、1週間ほどで死に、その後は妊娠に至っていません。動物園では、自然交配が難しければ、人工授精も検討することにしています。
東京・港区の17歳の女性は「発情の兆候が認められたと聞いて来ました。赤ちゃんを楽しみに待ちたいと思います」と話していました。上野動物園の渡部浩文副園長は「2匹を注意深く観察し、本格的な繁殖期が来るのを万全の準備をして待ちたい。来園者には静かに見守ってほしい」と話していました。