2016年2月2日03時00分
県消費者団体連絡協議会は1日、「放射能による風評等に関するアンケート」を発表した。食材の最も多い購入地域を尋ねる質問では県内産が年々増える傾向にあり、今年度は9割近くに。同会は「放射性物質検査の状況やその結果が知られることで、安心材料になっているのでは」とみている。
同会は2012年度から毎年度、アンケートを行っており、今回で4回目。今年度は1300枚配布し、1214人から回答を得た。女性が7割、60代以上が6割を占める。
「どこの地域の食材を最も多く購入しているか」との質問では、地場産が73%、地場以外の県産が14%で、「県内産」との回答が計87%に。14年度と比べて約10ポイント、13年度と比べて約20ポイント増えた。放射性物質検査やその結果について「知っている」との回答は7割に上った。
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