大阪商工会議所は２日、大阪市内の小売店、飲食店を対象とした外国人旅行者にかんするアンケートの
結果を発表し、半数近くの店が中国人観光客の行動やマナーに「困った」経験があることが明らかになった。

大商は昨年１１月、「なんば」や「天王寺」など大阪市南部を中心に主要商店街に加盟する商店などに
アンケートを実施し、８９１店から回答を得ていた。
アンケートでは、外国人旅行者について５１・１％の店が「増加傾向」と回答。うち中国人観光客が売上に
占める割合は平均１３・７％に達し、これまで５回の調査で最高で、「爆買い」依存が進んでいた。
ただ、今回初めて「中国人観光客の行動、マナー」にかんする質問を設けたところ、４６・６％が「困った
ことがある」と答えた。
具体的なコメントでは、「商品の扱いが乱雑」「無断で商品を開封する」「大声の会話」「食事中での
食べこぼす」「長時間の席の占拠」「トイレの使用方法」（使用したトイレットペーパーを便器に流さず、
汚物入れに入れる）などの指摘があがった。
とりわけ、従業員３０人以上の規模の店では５５・８％が困った経験があるとし、団体の中国人観光客の
マナーに苦慮していることも判明した。

大商は「爆買いなどのメリットだけでなく、マナーの違いなどマイナス面にも着目し、対処方法を検討して
いきたい」として、店の従業員を対象としたワークショップなどを開催する方針という。

ソース/産経新聞社
http://www.sankei.com/west/news/160202/wst1602020046-n1.html
http://www.logsoku.com/r/2ch.sc/newsplus/1454403007/