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TPP署名式へ「早期発効に向け働きかけを」
2月2日 22時39分

TPP=環太平洋パートナーシップ協定を担当する高鳥内閣府副大臣は、ニュージーランドで行われる署名式に出発するのに先立って、内閣府で記者団に対し、TPPの早期発効に向けて国内手続きを急ぐよう各国に働きかけたいという考えを示しました。
TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉参加12か国は、4日、ニュージーランドで署名式を行うことにしており、政府は甘利・前経済再生担当大臣の辞任を受けて、高鳥内閣府副大臣を派遣します。
出発に先立って、高鳥副大臣は2日夜、内閣府で記者団に対し「多くの関税撤廃の例外を獲得できたのは甘利前大臣の功績が大きい。甘利前大臣が参加できないのは非常に残念だが、甘利前大臣の強い交渉姿勢を胸に署名式に向かいたい」と述べました。そのうえで高鳥副大臣は、「新たにTPPに参加したいという国や地域にどう対応していくかも大きな議題になる。各国には、国内手続きが順調に進むように努力してほしいということを伝えたい」と述べ、TPPの早期発効に向けて国内手続きを急ぐよう各国に働きかけたいという考えを示しました。
政府は来月にも、協定の承認を求める議案と、農家への支援策などを盛り込んだ関連法案を国会に提出し、今の国会での成立を目指すことにしています。

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