軽乗用車が作業車両に追突 重体の３人死亡

2月2日 22時47分

２日夕方、三重県多気町の伊勢自動車道の上り線で、軽乗用車が道路脇に止まっていた高速道路会社の作業車両に追突し、路上で作業していた男性２人と軽乗用車を運転していた男性の合わせて３人が死亡しました。

２日午後５時２０分ごろ、三重県多気町の伊勢自動車道上り線の勢和多気ジャンクションと松阪インターチェンジの間で、軽乗用車が道路脇に止まっていた高速道路会社の作業車両に追突しました。
この事故で、追突された作業車両と、前に止めてあったもう１台の作業車両との間に挟まれた、いずれも作業員で三重県亀山市の横山貴廣さん（２７）と同じく鈴鹿市の高芝久生さん（６４）、それに軽乗用車を運転していた津市の平林典久さん（３８）の合わせて３人が死亡しました。
警察によりますと、事故現場のおよそ１キロ先では、トンネルの天井板の補修工事が行われていて、亡くなった横山さんと高芝さんは２日の作業を終えて、看板などの撤去をしていたということです。
現場は、片側２車線の見通しのいいほぼ直線道路で、警察が事故の詳しい原因を調べています。