技術的特異点も来ません。
単なるバズワードなのです。
ネットでは嘘を大声で叫ぶ人、ビッグマウスな人だけが目立ちすぎる傾向があります。
現実の現場では、そういった夢のようなバズワードは冷ややかに笑われているだけなのです。
技術者が足りない、というのは、介護ヘルパーが足りないと同様、人としての待遇が得られないから集まらないだけです。
結論として、ITはまったく雇用やチャンスを生み出せなかっただけでなく、雇用環境も悪化する一方です。
つまり、そういった悪循環と無縁でいたければ、「学歴」が重要になります。
能力ではないのです。
富士通のような会社は、能力主義、実力主義を導入しながら、人事評価は無茶苦茶であり、
自殺者を増やしただけになりました。
他の企業もそうです。
いや、誰であれ評価できないのです。
では、どうしたら、みんなが文句を言いにくい評価ができるのか、というと数値的なものなのです。
社会人になってからで言うなら、営業が一番分かりやすいでしょう。
学歴、それと第一印象、挙動でしか企業は、人事は新卒を判断しません。
どんなに優れた賞罰であれ、内心鼻で笑っているだけなのです。
大学全入時代と言われ、受験戦争といった言葉は過去のものになった、と思っていないでしょうか?
大間違いです。
特に、富裕層の家庭の教育にかける費用は目覚ましいものがあります。
レベルの高い家庭は、よく分っているのです。
そして、その学歴を使って、新卒から組織にしがみつくこと以外、この日本で生きていけないことが、
彼らはよく分かっているのです。
なぜなら、下手に実力、能力、試験の結果で採用しても、和を乱す人間であることがよくあるからです。
つまり、学歴というのは、その人物の家柄、育ちの良さを証明するためのものなのです。
人事はそんなところを評価していません。