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[東京 2日 ロイター] - 石原伸晃・経済再生相は2日の閣議後会見で、日銀のマイナス金利政策について「物価目標実現に向けた決意を感じる」と評価。「目標実現に向けて引き続きしっかり努力して欲しい」と期待した。
同時に、マイナス金利による金融機関の収益力低下など副作用についても「知り合いの地銀頭取らから聞いている」と述べ、影響については「もう少し見守ることが必要」と述べた。
年初来の株価急落を踏まえ「賃上げ実現には株式市場が安定して推移するのが望ましい」と述べた。昨年10─12月期の企業決算で業績見通しの下方修正が相次いでいることについて「中国経済の減速の顕在化なども要因」と指摘。景気の現状については10─12月の国内総生産(GDP)の速報値などを踏まえて分析する意向を示した。
(竹本能文)
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