2016年2月2日21時30分
2日午前11時45分ごろ、広島県北広島町中祖の「芸北国際スキー場」で、小学校の授業の一環でスキーをしていた小6女児とスノーボードをしていた男性が衝突した。女児は病院に運ばれたが、体を強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。男性も脊髄(せきずい)を損傷するなどの大けがをした。県警が原因を調べている。
県警などによると、女児は北広島町立芸北小6年の近藤江里菜さん(12)=同町奥中原。男性は長崎県佐世保市から来ていた飲食店経営者(38)。
芸北小は同日午前10時すぎからスキー教室を開催。3~6年生の約60人が複数のグループに分かれ、教諭やインストラクターら12人の指導のもとで練習していた。事故当時、近藤さんらは全長約500メートルの「初級者用コース」を滑走中で、コース終点の100~150メートル手前で男性と近藤さんが衝突した。近藤さんはヘルメットを着けていた。
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朝日新聞社会部
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