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タイ 最近渡航歴がない男性がジカ熱に感染2月2日 19時45分
蚊が媒介する感染症、ジカ熱の患者が中南米を中心に増えるなか、東南アジアのタイでも感染者が確認され、タイ政府は警戒を強めています。
タイの保健省は2日、バンコクの病院に入院していた22歳のタイ人の男性がジカ熱に感染していたと発表しました。この男性は、先月24日に発熱などの症状を訴えて病院に入院し、症状が安定したため、2日後に退院しましたが、検査の結果1日、ジカ熱への感染が確認されたということです。このため保健当局は、今後1週間、この男性の体調などに変わりがないか引き続き観察するとしています。
男性は最近、外国に渡航したことはなく、タイ国内で感染したとみられるということです。ジカ熱は中南米を中心に感染が広がっていますが、タイでも今回の男性のほか、これまでに数人の患者が確認されているということで、タイ政府は感染拡大を防ぐため各地で蚊の駆除を進めるとともに、妊娠している女性が発熱などの症状を訴えて病院を受診した場合などには、ジカ熱に感染していないか検査することにしています。
男性は最近、外国に渡航したことはなく、タイ国内で感染したとみられるということです。ジカ熱は中南米を中心に感染が広がっていますが、タイでも今回の男性のほか、これまでに数人の患者が確認されているということで、タイ政府は感染拡大を防ぐため各地で蚊の駆除を進めるとともに、妊娠している女性が発熱などの症状を訴えて病院を受診した場合などには、ジカ熱に感染していないか検査することにしています。