メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

「全力プレーを」夢託す 土佐高卒業式、部員11人巣立つ /高知

後輩たちに1人ずつエールを送る卒業生ら=高知市長浜の土佐高グラウンドで、岩間理紀撮影

 <センバツ2016>

     センバツに出場する土佐(高知市、山本芳夫校長)で31日、卒業式があり、野球部の3年生11人も校舎から旅立った。卒業生は後輩に「聖地での全力疾走を見せてほしい」とエールを送った。【岩間理紀】

     式後、同高グラウンド(同市長浜)に集まった卒業生らは西内一人監督(50)、楠目博之部長(58)らにあいさつ。西内監督は「土佐野球部の誇りを持って、今後も頑張ってほしい」と激励し、後輩から1人ずつ寄せ書きが贈られた。

     卒業後は同志社大で野球を続けるという松下向陽前主将(18)は「後輩には、土佐らしい全力プレーを甲子園で見せてほしい。卒業かと思うと、特別な思いが湧きます」と、3年間を振り返った。

     昨夏の高知大会準々決勝の高知中央戦で、日隈ジュリアス投手(18)=現ヤクルト=から九回に二塁打を放ち、逆転勝利に貢献した茨遥大さん(18)は「自分たちが果たせなかった甲子園で、全力疾走でスタンドを沸かせてほしい。試合当日は応援にいきます」と活躍を期待した。

     外野手、そして、ムードメーカーとして活躍した宮脇基樹さん(18)は「土佐の投手陣は県内屈指。まずは1勝し、強豪にも食らいついて勝利を重ねて」と本番での躍進に期待した。

    あわせて読みたい

    制限なく記事をお読みいただく方法はこちら

    毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです
    毎日新聞のアカウント

    のマークについて

    話題の記事