サッカーU23韓国代表監督「次は必ず日本の鼻をへし折る」

韓国代表、日本に逆転負け=U23アジア選手権
「魔の65分」一瞬にして崩れた韓国

 31日(韓国時間)、カタール・ドーハで行われた韓国と日本の2016アジア・サッカー連盟23歳以下選手権(AFC U-23)決勝戦は、ユースを除く成人レベル(A代表+23歳以下代表)で行った歴代92回目のサッカー韓日戦だった。

 これまで数多くの名勝負があったが、サッカーで一番面白いという「ペレ・スコア(3-2)」は一度あった。1994年の広島アジア大会準々決勝で、韓国は当時、黄善洪(ファン・ソンホン)の2ゴールもあり、ホームだった日本に3-2で快勝した。

 それから22年ぶりに飛び出した3-2のスコア。今度は日本の勝利だった。韓国は日本との決勝戦、前半20分クォン・チャンフン=水原=の右足ボレーと後半2分チン・ソンウク=仁川=の左足ターニングシュートで勢いづいたが、それ以降相次いで3得点を許し、むなしく2-3の逆転負けを喫した。この敗戦により韓国の五輪アジア最終予選無敗記録も「34」でストップした。

 韓国サポーターたちはこの結果を「ドーハ・ショック」と呼んだ。ネットには「札幌惨事(11年の韓日A代表親善試合で0-3の大敗を喫した出来事)以来、最悪の結果」「悔しくて眠れなかった」という書き込みがあふれた。韓国五輪代表が日本に敗れたのは09年12月の親善試合以来、約6年ぶりだ。

 韓日戦の負けは手痛いが、肝心なのは8月のリオデジャネイロ五輪本選だ。8回連続五輪出場を決め、第1の目標を達成した韓国は、今大会で明らかになった問題点を解消しなければならない。

 韓国はまるでジェットコースターに乗ったように競技力の波が激しかった。この決勝戦でも前半はもちろんのこと、後半でも日本を圧倒していた。

 韓国はチン・ソンウクの2点目が決まった後も、巧みなパスプレーを前面に押し出し、日本を激しく追い詰めた。しかし、90分間一定の競技力を維持する体力面の備えが不十分だった。

チャン・ミンソク記者
前のページ 1 | 2 次のページ
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) The Chosun Ilbo & Chosunonline.com>
関連ニュース