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ジカ熱 国内感染防止へ関係省庁が対策強化へ
2月2日 19時04分

ジカ熱 国内感染防止へ関係省庁が対策強化へ
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政府は、中南米を中心に感染が広がっている「ジカ熱」への対応を協議する、関係省庁による初めての対策会議を開き、国内での感染を防ぐため、各省庁が連携して対策を強化していくことを確認しました。
対策会議には、厚生労働省や外務省など5つの省庁の幹部らが出席しました。この中で、内閣官房国際感染症対策調整室の吉岡室長は、「政府として関係省庁間の緊密な連携を確保しながら、対策を総合的に進めるために、この会議を設置した。対策の現状を共有したうえで、今後の対応策について整理していきたい」と述べました。
会議では、厚生労働省が医療機関に対し、ジカ熱の患者を診断した場合、法律に基づいて保健所への届け出を義務づけるための政省令の改正や、検査キットを配布して自治体や検疫所での検査体制の整備を進めていることなどを報告しました。
また、外務省は、特に妊娠中の人などを対象に、流行している国や地域への渡航を可能なかぎり控えるよう呼びかけるなど、国民への情報提供や注意喚起に当たっていることを報告しました。
そして、対策会議では、国内での感染を防ぐため、各省庁が連携して対策を強化していくことを確認しました。

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