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【ゴルフ】

ゴルフ五輪強化委、困った! JOCのリオ派遣手続きに…

2016年2月2日 紙面から

 ゴルフの五輪対策本部強化委員会が1日、東京都内で開かれ、リオデジャネイロ五輪の開催コースの特徴や攻略法、周辺環境などについて協議された。蚊の媒介によるジカ熱の感染拡大や治安問題などが懸念事項に挙がった一方で、日本オリンピック委員会(JOC)が五輪出場へ義務付けた“ルール”に頭を悩ませている。

 五輪対策本部の山中博史・統括コーディネーターによると、五輪出場に必要なメディカルチェック、ドーピング検査について、1次登録選手は5月31日までに東京都北区の国立スポーツ科学センター(JISS)で受診しなければならないと、JOCから通達があった。それまでに手続きを終えないと、「代表派遣は不可」という。ところが、五輪出場圏内にいる松山英樹、宮里美香は米国を主戦場としており、シーズンの真っ盛りの時期に帰国するのは厳しい。

 山中統括コーディネーターは「宮里美香、松山、(1次登録の可能性がある)岩田寛はアメリカにいて、日本のJISSで(受診)というのは難しい。何とか調整している」と話した。

 112年ぶりに五輪の正式競技に復活したゴルフは、7月11日時点の五輪ランクによって男女各60人の出場選手が確定する。だが、それ以前の登録、派遣手続きという初体験の“難問”に、ゴルフ強化委は苦慮している。 (松岡祐司)

 

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