ライターになるにはどうすれば?文章を書く仕事に就いてる人間として大事なことまとめとく
いつの時代も、「ライター、書く仕事、作家」という職業は憧れの対象です。きっと、クリエイティブなイメージや、どこでも仕事ができるのが、その原因でしょう。
僕自身、文章を書く仕事に就いていることもあって、そういった質問を受けることがあります。
そんな中、これって文書化した方がいいのでは?と思ったので、書いてみます。僕なりの「文章を書いて食べていく方法、ライターになる方法」です。
ちなみに、僕はメディア業界出身でもなく、素人の状態からここまできました。
なので、ライティングとは関係ない会社に勤めている方や学生でも参考になるはずです。それではどうぞ。
ソーシャルゲームのプログラマーから文章を書く仕事に
本題に入る前に、僕のことを知らない方のために、経歴を書いてみます。
2013年1月:フリーター時代にブログを始める
2013年4月:ネットベンチャーにプログラマーとして新卒入社
2014年5月:会社を辞める
2014年6月:ブロガーとして独立
今に至る
こんな感じです。現在はブログを書いて生活しています。
未経験でも原稿料は数万円
メインはブログですが、たまに外部メディアで文章を書いて原稿料をもらっています。原稿料は数万円で、中には「こんなにもらえるんか?」とたまげたものもありました。
営業をかけたのでなく、Twitterアカウントに書いてあるメールアドレスか、Facebookから原稿依頼をいただいてます。
冒頭で書いたように、ズブの素人からスタートしたわけですが、それでも文章を書く仕事で食べていけるようになるんですね。
では、前置きが終わったところで本題へいきましょう。これから「書く仕事に就くための重要事項」を書いていきます。
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ライターになるために必要な事
1. ブログを書いて、できることを発信
まず、これ。僕が未経験でも原稿依頼をもらえるようになったのは、ブログを書いていたからです。
よく言われることですが、願望は口にしてれば叶います。それは、発信を続ければ誰かが気付いてそれを拾い上げてくれるから。
だから、自分の力や願望を発信し続けるのは非常に重要なんです。また、ブログは、デザイナーで言うポートフォリオ(作品集)の役割を果たします。
ブログから外部メディア連載の仕事がもらえるかも
メディア界隈の人が、ブログを見れば、その人の実力はわかります。なので、ブログの内容が良ければ、そこからライターとしての仕事がもらえるかもしれないのです。
逆に、ブログすらなくて文章を世に出していなければ「ライターをやりたい!」と言っても「あんたの実力はどんくらいなの?」となってしまいます。
なので、文章のレベルを示すためにもブログを書くことは必須なのです。そして、その際に重要なのが、「バズ」「SEO」「専門性」「取材、インタビュー」のスキルをアピールすること。
1.1 バズらせる力は非常に重宝される
SNS隆盛の昨今、バズを生めるライターは非常に重宝されています。それは、書いた瞬間に多くのアクセスをメディアに集められるからです。
SNS以前は、記事を書いて検索エンジンでじわじわと読まれることでメディアへに貢献できていましたが、バズらせることができれば1記事でメディアの肥やしになります。
また、バズった記事ほど、被リンクを集めやすいので、SEOの観点でも喜ばれるのです。実際、バズコンテンツを作って、ライターもしくはメディア業界、作家に転身した人たちがいます。
面白、真面目系の両方でライター仕事をもらえる
LIGの菊池さんは、引きこもりでしたが「世界一即戦力になる男」というバズコンテンツを作ってLIGのメディアメンバーになりました。LIGで言うと、ツベルクリン良平さんもそうですね。
おもしろ系であれば、カリスマブロガー「ARuFaさん」もそうです。その実力から、ウェブメディア会社の大御所バーグさんからスカウトされて、ライターとして働いています。
あとは、脱社畜ブログを書いていた日野さん。日野さんは、会社員時代に書いていたブログが人気となり、会社を辞め作家さんになりました。
このように、ブログのバズきっかけに書く仕事に就いた人がいるんです。
1.2 SEOのテクニックを武器にして書く仕事に就く
バズも大事ですが、それだけだと、のちのち検索エンジンで読まれることは難しくなってしまいます。また、バズって流入してきたユーザーは質が低く、すぐに離脱してしまいます。
なので、メディア運営者としてはじっくりとメディアに滞在してくれるユーザーも欲しいはず。そのためには、検索エンジンから流入してもらえる記事を用意する必要があります。
参照;ソーシャル経由のコンバージョンは軽いが、検索エンジンと個人ブログ経由のは重い
そこで、求められるのがSEOのことを考えて文章を書けるライター。
メディア運営側からしたら、そういった人材は喉から手が出るほどほしいので、ブログで「SEOのことも考えてかけますよアピール」をするのも手です。
1.3 専門性に特化したライターも求められる
専門性も大事です。やはり、エッジが立っている人ほど、依頼主としては頼みやすいです。事実、僕もブログで「仕事」に関する記事を書いているので、依頼は、そういったメディアから来ます。
なので、「この分野ならこの人」と思ってもらえるように、専門分野を書き続けるというのも、ライターとして仕事をもらうために必要です。
1.4 取材記事で一次情報を書けるとアピール
ライターとしての仕事を受ける方法として、派手ではないけど、業界的にニーズのある記事を書くという方法があります。例えば、インタビュー記事。
今は、キュレーションで人の作ったものから、素材を抜き取る書き方が主流なので、ちゃんと取材して書けるライターは少ないです。
そういったこともあって、編集プロダクションの取締役からは「目立たないフリーライターもいるが、淡々と取材をして稼いでいるライターもいる」といった声も聞かれました。
参照:フリーライターはWebだけで食えるの?ギャラ交渉はどうやる?10年後どう稼げばいい?を聞いてきた! #ライター交流会
実際、高知でライターとして活動するサトモトヒロノリさんは、淡々と取材をして外部からの仕事も受けています。
なので、こういったことが得意な方は試してみてください。
2. ライターとして仕事ができる会社に入る
ブログ以外の戦略だと、転職でメディア運営企業に入るという手もあります。その際、一番わかりやすいのが編集プロダクションですね。
例えば、ノオト、プレスラボ、LIGなど。編プロはオウンドメディアの制作をやっているので、ライターを募集していることもあります。
他だと、「DODA」などの転職サイトで求人を探す方法もありますので、興味のある方は探して応募してみてください。
3. 未経験OKの会社に新卒で入る
転職でメディア系の企業に入るのもアリですが、やはり中途となると経験者が優遇されます。そこで、学生にお勧めしたいのが新卒でそういった会社に入るということ。
新卒であれば、厳密に経験を求められることは少ないでしょうし、編集プロダクションなどでも新卒を募集しているところがあります。
とある編集プロダクションでは、2年ほど働いた第二新卒の方を採用しているので、新卒であればもっとチャンスがあります。将来的に、文章を書く仕事をしたい方は狙ってみてください。
4. 未経験OKのメディアにジョインする(インターンとして)
企業に入れないのであれば、副業としてメディアに関わる手もあります。今は、ウェブメディアであれば山のようにありますから、そこに空いた時間でジョインするのも手です。
たいてい、複数人で運営しているメディアであれば、ライター募集ページがあるので申し込んでみましょう。
また、報酬はもらえなくてもインターンという形で関わることで経験を積めます。「この媒体で書いてました」とアピールできるようになるので、検討してみてください。
5. クラウドソーシングで記事を書く
これまで紹介してきた手段でも、ライター経験を積めないようなら、クラウドソーシングでライター仕事を受けるのもアリです。
1記事数百円と、ありえないほど安い価格で依頼されますが、それもいい経験になるでしょう。価格関係なく、お金をもらって仕事をすると、やはり依頼主のニーズを満たそうとするので力がつきます。
さらに、最近は文字単価1円以上のライティング仕事ができるサイトもあるので、そちらも検討してみてください。
6. メディア界隈の人と知り合う
淡々と仕事をしてライター仕事を受注する方法もありますが、人から直接仕事をもらうやり方もあります。
メディア業界では、むしろこっちの方が仕事はもらいやすいですね。
「夢、死ね!」の中で何度も登場するのが「フリーランスの仕事を運んできてくれるのは人」「人間関係の中からフリーランスとしての仕事の声がかかる」という事実です。
必死に編集部に自分の書いた原稿を送ったりしては、売り込みに躍起になる。だが、そんなことをやってもおそらく仕事は降っては来ないだろう。
なぜなら、この業界は「知り合いが知り合いを紹介する」ことによって成り立っているのだ。
参照;フリーランスの仕事をくれるのは人だから、人を大事に。と14年目のベテランが語っていた
このように、文章を書く仕事が欲しいなら、業界人と交流するのが一番です。そのためには、いろんな場所に顔を出して人間関係を広げる必要があります。
ライターになるには、人に会うことも大事なんですね。
7. ライター塾に行く
ライターになるためにブログも書いてる、いろんなメディアにジョインしてるけど、それ1本で食っていくのは難しいと悩んでいる方は、プロの講座に通ってみましょう。
プロライターのヨッピーさんが、定期的にライター講座を開催しています。
実際、この講座の一期生である「ひにしあいさん」は、講座で学んだことをブログで活かして外部メディアで執筆するようになりました。
次のステップに行くには、プロの教えを学ぶというのは効果的です。こちらもぜひ。
8. ライティング以外のイラスト、カメラを学ぶ
先日も、ウェブメディアの編集長に聞きましたが、ライティング以外のスキルを持っているライターは重宝されます。例えば、カメラやイラスト。
ライターが2つのスキルを持っていると、取材にカメラマンさんを帯同させなくていいし、イラストもライターさんに一度に頼めます。
実際、カメラマンでもありライティングもできる「つるたまさん」は外部メディアで2つのスキルを活かしています。
イラストに至っては、希望するイラストの認識ずれもなくなるので、依頼主としては2つできる人に頼んだほうが楽なわけです。ジモコロのこの記事を見ると、イラストの偉大さがわかります。
なので、ライターを目指す際は、スキルの掛け合わせということも考えてみてください。
9. フリーライターと名乗ってしまう。肩書きを作る
最終奥義ですが、「私はライターです。文章を書く仕事をしています」と名乗ってしまうのも手です。
この世界では言ったもん勝ちみたいなところがあって、肩書きのある人のもとには実力に限らず、話が集まります。
実力のないうちに肩書きを持って仕事をしてしまうと、相手からの信頼を失うことになるのでお勧めしませんが、実力がついたのなら名乗ってしまった方がいいです。
そっちの方が仕事が来ますからね。そうすれば、ライターとしてご飯を食べられるようになるはずです。
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とりあえず書こう!文章を!
いろいろ語ってきましたが、ライターになるために必要なのは文章を書きまくることです。その場所は、ブログ、外部メディアなどどこでもいいです。
書いていくうちに実力も付きますし、継続していれば、きっとあなたを見つけてくれる人は現れます。もちろん、すぐに結果が出るわけではありません。
ですが、経験則として「やり続ければ、なんでもできる」とわかりました。なので、ライターになりたい方は今日から文章を書いてみてください。
ではまた!(提供:らふらく^^(@TwinTKchan))
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