ニュース詳細
民営化した日本政策投資銀行 初代社長の室伏稔氏死去2月2日 16時08分
8年前に民営化した「日本政策投資銀行」の初代社長を務め、産業競争力会議やIT戦略会議の委員も務めた室伏稔氏が先月27日、虚血性心不全のため、東京都内の病院で亡くなりました。84歳でした。
室伏氏は昭和31年に大手商社の「伊藤忠商事」に入り、食品本部長やアメリカの現地法人のトップなどを経て、社長や会長を歴任しました。
その後、平成19年には、当時、政府系金融機関だった「日本政策投資銀行」の50年ぶりとなる民間出身の総裁に就任し、平成20年の民営化に伴って、初代の社長に就任しました。
この間、平成11年に日本経済の再生に向けて閣僚と民間企業の代表が意見を交わす場として発足した「産業競争力会議」の委員や、平成12年に当時の森総理大臣の提唱で発足した「IT戦略会議」の委員を務めるなど、日本の経済や産業の発展に力を尽くしました。
その後、平成19年には、当時、政府系金融機関だった「日本政策投資銀行」の50年ぶりとなる民間出身の総裁に就任し、平成20年の民営化に伴って、初代の社長に就任しました。
この間、平成11年に日本経済の再生に向けて閣僚と民間企業の代表が意見を交わす場として発足した「産業競争力会議」の委員や、平成12年に当時の森総理大臣の提唱で発足した「IT戦略会議」の委員を務めるなど、日本の経済や産業の発展に力を尽くしました。