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成田空港 「ジカ熱」に対する注意喚起を強化
2月2日 16時41分

中南米で「ジカ熱」の感染が広がっていることを受けて、成田空港の検疫所は、やむをえず現地に渡航する妊婦に対して厳重な対策を呼びかけるとともに、帰国時に発熱などの症状が現れた場合には検疫所に申し出るよう呼びかけています。
蚊が媒介する感染症で発熱などの症状が現れる「ジカ熱」は中南米で感染が広がっていて、ブラジルでは脳の発達に遅れがみられる小頭症の新生児が増えていることから、妊娠中の感染との関連が指摘されています。成田空港の検疫所では、ジカ熱に関するポスターやチラシを出入国のエリアに用意して注意の呼びかけを強めています。
具体的には、妊婦がやむをえず感染が広がっている地域に渡航する場合には長袖や長ズボンを着用し、虫よけスプレーを使うなど、蚊に刺されないよう厳重な対策を講じるよう呼びかけています。また、帰国時に発熱などの症状が現れた場合には、検疫所に申し出るよう呼びかけています。
一方、中南米方面から入国する乗客を対象にした水際対策の強化について検疫所は「厚生労働省から指示があれば対応に当たりたい」としています。

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