すごいね。
いつの話してんだよって言われそうだけど、まだの人もいるでしょ、観たほうがいいよ。
救世主たる "働く女" がジャンヌ・ダルクよろしく立ち上がり "男に従属させられてた女たち"を「女は男の奴隷じゃないのよ!子供を産む機械じゃない!一緒に逃げて自由に生きるのよ!」と説き伏せて男社会から逃亡。興が乗ってきたのか、逃げるだけの予定がいつの間にか反旗を翻し、支配者たる男とその男系一族による圧政に苦しむ民を開放しちゃうのね。ついでに、その一助となった数少ない男は、決して女に対して性的興奮を催したりせず、最後には都合よく去ってくれるわけ。
こんなにおフェミストのみなさんが気持ちよくなれる映画がいまだかつてあっただろうか。いや、無い。しかも、これは三部作の第一作目なのである。本当によかったね。
その説明だけ読むと、ネトフェミエクスプロイテーション映画なの?と思ってしまう。 ちなみに、まだ未見です。ビデオレンタルが新作じゃなくなったら見たい。
とりあえず監督の意図は 本作における〈フェミニズム〉はストーリー上の必然なのでであって、先に〈フェミニズム〉ありきで、そこに無理やりストーリーを付け加えて映画を作った...