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【プロ野球】

ギャレットよ 習うより慣れろ!! 由伸監督が体験型学習法の教え

2016年1月29日 紙面から

入団会見で、巨人・高橋監督(中)とポーズをとるクルーズ(左)とギャレット=東京・大手町の球団事務所で(武藤健一撮影)

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 体験型学習法で成功に導く。巨人の高橋由伸監督(40)が28日、東京都内の球団事務所で行われたギャレット・ジョーンズ外野手(34)とルイス・クルーズ内野手(31)の入団会見に同席。新指揮官は、セ・リーグの球団と対戦するオープン戦などで積極的に打席に立たせる“体験学習”を重視する考えを示した。

 V奪回には外国人選手の活躍が不可欠。特に、メジャー122発を誇るギャレットの働きは重要になる。由伸流の助っ人教育論は、習うより慣れろ−だ。「オープン戦でセ・リーグと対戦するときには、どんどん打席に入って感じをつかむことも大事だと思う」。

 すでにギャレットも球団から渡されたDVDで日本人投手の研究に着手している。ただ、映像を何度も見ることよりも実体験だ。堤GMも「日本のキャンプに慣れて、実戦(公式戦)から力を出してもらえればと考えている」と開幕戦までの2カ月を予習期間に充てる“猶予”を与えた。

 巨人が獲得した自前助っ人で30本塁打をマークしたのは86年のクロマティ(37本)が最後。指揮官も「クリーンアップ、中軸打者としてチームに貢献してほしい」と期待を寄せるギャレ砲が、チーム浮沈のカギを握ることは間違いない。 (井上学)

 

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