蹴球探訪
手倉森監督 リオへの道はベンゲル流
来年1月五輪アジア最終予選
(10月7日)
トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事
【プロ野球】阿部、再コンバートへ着々2016年1月30日 紙面から
捕手再コンバートへ本格始動だ。巨人・阿部慎之助内野手(36)が29日、宮崎で行われている巨人・合同自主トレで捕手復帰に向け、動きだした。「暇だったから」。阿部はそっけなく振り返ったが、その表情は真剣そのもの。ブルペンに足を踏み入れ、立ったままの捕球だったが山口、高木勇、宮国らの球を受けて心地よいミット音を響かせた。 昨年は一塁手転向もあり、捕手での先発出場は相川の故障など緊急事態に陥った際の23試合。昨春のキャンプでも、ブルペンで投手の球を受けることはなかった。ただ、今は捕手復帰への予兆が随所に見て取れた。前日のキャッチボールから「ミズノの人がくれたんだよね」と左手には新しいキャッチャーミットが…。「(もらったのが)うれしくて使っちゃった」。阿部は満面の笑みを浮かべていた。さらに、この日はドラフト1位の桜井(立命大)のキャッチボールの相手も務めるなど精力的。桜井は「テレビでずっと見ていた方なので、捕っていただけてすごく光栄。緊張しました」と笑顔をこぼした。 新生ジャイアンツにとって、V奪回のためには昨季固定されなかった正捕手の確立は不可欠。主砲としての復活のみならず扇の要として復帰すれば、これ以上、心強いことはない。(園田佳子)
PR情報
|