中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

バレ、時差ボケ何の!!さっそく練習

2016年1月31日 紙面から

沖縄入り直後、球場で打撃練習をするバレンティン。珍しい「左打ち」も見せた=浦添で(武藤健一撮影)

写真

 ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(31)は30日、チーム便で空路沖縄入りするとさっそくバットを振った。出発前の羽田空港では「まだ時差ぼけ中なので、練習するか分からないよ」と話していたが、宿舎に荷物を置いた後で浦添市民球場の室内練習場に現れた。

 Tシャツ姿になると、来日時に「体を絞ってきた」と胸を張ったほどのシェイプアップ効果は感じられなかったが、「体のバランスを整えるため」と、左打席でも打つなど、マシンと近藤通訳の投球を相手に、30分以上打撃練習を行うなど、例年以上に精力的だ。

 昨年は左アキレスけん手術後のリハビリで出遅れ、キャンプは不参加だったため、浦添は2年ぶり。精力的な始動の理由は「昨年はけがで1年間フルに戦うことができなかったが、制限なくプレーできるこの状態で戻ってこられたのがうれしいから」と説明。その姿に真中満監督(45)も「ああ見えて彼はプロだからね。ことしはやってやろうという気持ちが見える」と頼もしげだ。

 目標はあと46本に迫っている日本通算200本塁打。「達成できればキングのチャンスもあるね」とニヤリ。3年ぶり4度目の本塁打王に色気を見せた。 (竹村和佳子)

 

この記事を印刷する

PR情報





中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ