記事詳細
【甘利氏告発者が語る】
「秘書に会うたび15万円」 2年4カ月で53回授与
一色武氏との一問一答は次の通り。
--甘利氏は大臣室での50万円授受について、封筒をポケットに入れていないと説明しているが
「何人かが立ち会っている。事実は事実だ」
--甘利氏の地元事務所での50万円授受は?
「UR(都市再生機構)との交渉経緯の資料を見てもらった後、公設秘書(辞職)の合図で封筒に入った50万円を渡した。甘利氏が『パーティー券として扱うように』と指示したので、私は『個人的に受け取っていただけませんか。この件よろしくお願いします』ということで渡した」
--甘利氏側、UR側とも口利きは否定している
「公設秘書から『一色さんの方で金額を提示しなかったので交渉が進まなかった』と言われた。録音もある。これが口利きでなければ何なのか」
--公設秘書らへの接待、現金授受は?
「会うたびに現金15万円を渡し、飲食もしている。20万円や25万円のときもあり、2年4カ月で計53回現金を渡した」