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【プロ野球】

山田、「背番号1」で守道バックトス

2016年2月2日 紙面から

ミスターヤクルト!背番号1で登場した山田=浦添で(武藤健一撮影)

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 背番号1で華麗なバックトスを決める!! ヤクルト・山田哲人内野手(23)が1日、ミスタースワローズの証し「背番号1」のユニホーム姿を初披露。左足首の違和感でシャトルランを控えた場面はあったが、キャンプ初日を終え「気合が入ってる。すごく重みのある番号。プレッシャーに負けないように、頑張っていきたい」と意気込んだ。

 その山田が今キャンプで習得を目指すのは、華麗なバックトスでファンを魅了したミスタードラゴンズこと、高木守道前監督のような守備力だ。昨年に続き、初日から二塁の守備力強化に着手。午後の個別練習では、三木ヘッドコーチとマンツーマンで1時間以上、みっちりと汗を流した。この日のテーマはグラブさばき。グラブトスやバックトスなどを入念に教わり「普通のトスよりバックトスの方が併殺を取れる確率も上がる。併殺を取れることは重要」と技術習得に余念がない。

 バックトスと言えば、中日・高木守道前監督の代名詞。通算1373併殺など、ほとんどの二塁手守備記録の歴代1位に輝く名手だ。「高木さんと言えばバックトス。ああいうイメージ。去年1度バックトスで併殺を取ったが、どうやったか覚えてない。まぐれじゃなく自分のモノにしたい」。今年は自慢のバットだけではなく、守道流の華麗な守備でも神宮を沸かせるつもりだ。 (竹村和佳子)

 

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