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AMD、世界初のハードウェア仮想化対応GPU「FirePro S7150」
(2016/2/2 14:17)
米AMDは2月1日(現地時間)、世界初を謳うハードウェア仮想化対応GPU「FirePro S7150」、「同x2」を発表した。
独自のGPUハードウェア仮想化技術「MxGPU(Multiuser GPU)」を搭載した製品。PCI Expressで策定されたハードウェア仮想化技術SR-IOV(Single Root I/O Virtualization)」をベースとして設計されている。これまでのGPUは複数の仮想マシンからのI/O要求をハイパーバイザーOSが調停し、処理をまとめていたが、これをハードウェアベースで行なうことで性能を向上させる。
GPUのスケジューリングロジックを高精度/高品質でユーザーに提供可能となるほか、ハードウェアで強化されたメモリ分離機構により、1つの仮想マシンから他の仮想マシンへのメモリアクセスを防げる。また、GPUの全機能にアクセス可能で、DirectX 11.1やOpenGL 4.4といったグラフィックスAPIのみならず、OpenCL 2.0のようなGPU汎用コンピューティングAPIも利用可能としている。
FirePro S7150は8GBのGDDR5を搭載しており、最大16ユーザーまでを収容可能。消費電力は150W。演算性能は単精度が3.77TFLOPS、倍精度が250GFLOPS。
一方FirePro S7150 x2は同GPUを2つ、1枚のカード上に収めており、16GBのGDDR5を搭載し、最大32ユーザーまで対応できる。消費電力は265W。演算性能は単精度が7.54TFLOPS、倍精度が500GFLOPS。
いずれもメモリバス幅は256bitで、対応ハイパーバイザーはVMware ESXi 6.0、対応ゲストOSはWindows 7/8.1。
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