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地理的表示保護「くまもと県産い草」など新たに3品目
2月2日 12時56分

農林水産省は、日本各地の農産物や食品などの特産品を国が地域ブランドとして登録する「地理的表示保護制度」に、熊本県の「くまもと県産い草」など3品目を新たに登録しました。
「地理的表示保護制度」は生産者などで作る団体の申請に基づいて、国が農林水産物や食品のうち、産地名などを含んだ特産品を地域ブランドとして登録する制度で、これまでに「夕張メロン」や「神戸ビーフ」など7品目が登録されています。
農林水産省は2日、新たに3品目を登録し、このうち、熊本県八代市などで生産される「くまもと県産い草」と「くまもと県産い草畳表」は、地元で栽培される「い草」とこれを材料にした畳表で、栽培から加工までを生産者が一貫して行うことで高い品質が守られています。
また、愛媛県西予市で生産される「伊予生糸」は時間をかけて繭から糸を引き出す伝統的な手法で作られ、気品のある光沢と柔らかい風合いから国内でも最高級の生糸として知られています。
農林水産省は、このほか、すでに申請を受けている50余りの品目についても審査を進めていて、森山農林水産大臣は閣議のあとの記者会見で、「引き続き地理的表示保護制度への特産品の登録を進め、国内外での需要の拡大を図りたい」と述べました。

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