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11人死亡の簡易宿泊所火災 油の成分検出 放火か2月2日 12時20分
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去年5月、川崎市で簡易宿泊所が全焼し11人が死亡した火災で、建物の中の1階から油の成分が検出されていたことが川崎市消防局の調査で新たに分かりました。消防は放火の可能性が高いとする調査報告書を、ことし3月までにまとめ、公表する方針です。
去年5月、川崎市川崎区の簡易宿泊所「吉田屋」と隣接する簡易宿泊所の合わせて2棟が全焼し、「吉田屋」を利用していた11人が死亡しました。
消防が現場検証などを行って出火の原因を調べていますが、焼け方が最も激しかった1階の玄関から入った先の廊下から少し離れた場所で、油の成分がわずかに検出されたことが川崎市消防局の調査で新たに分かりました。
また、消防では同じような構造の建物を燃やす実験を行っていて、燃え方や火の回り方などから油に引火して燃え広がった可能性があるとしています。
このため、消防は何者かが室内で油をまいて放火した可能性が高いとする調査報告書を、ことし3月までの今年度内にまとめ、公表する方針です。
消防が現場検証などを行って出火の原因を調べていますが、焼け方が最も激しかった1階の玄関から入った先の廊下から少し離れた場所で、油の成分がわずかに検出されたことが川崎市消防局の調査で新たに分かりました。
また、消防では同じような構造の建物を燃やす実験を行っていて、燃え方や火の回り方などから油に引火して燃え広がった可能性があるとしています。
このため、消防は何者かが室内で油をまいて放火した可能性が高いとする調査報告書を、ことし3月までの今年度内にまとめ、公表する方針です。