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去年の農林水産物など輸出7452億円 過去最高を更新2月2日 12時01分
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去年1年間の日本の農林水産物や食品の輸出額は、海外で日本食ブームが続いていることなどから、おととしより1000億円以上増えて7452億円となり過去最高を更新しました。
それによりますと、去年1年間の日本の農林水産物や食品の輸出額は7452億円で、これまでで最も多かったおととしの6117億円より1335億円、率にして21.8%増えて3年連続で過去最高を更新しました。
主な要因について農林水産省は、アジアを中心に海外で日本食ブームが続いていることや、円安で日本産の農産物に割安感が出ていることなどを挙げています。
品目別では、『野菜や果物』が台湾で日本産のりんごの売れ行きが伸びたことなどからおととしより44%増えて350億円、『穀物』が、香港とシンガポール向けに玄米でのコメの輸出が本格化したことなどから、35.6%増えて368億円となっています。
このほか、「しょうゆ」や「みそ」、「日本酒」などの『加工食品』も26%増えて2221億円、「ホタテ」や「さば」などの『水産物』も20.3%増加し、2064億円となるなど、すべての品目でおととしの実績を上回りました。
これについて、森山農林水産大臣は閣議のあとの記者会見で「和食のユネスコ無形文化遺産の登録やミラノ万博での日本食文化の発信など官民一体で取り組んできたことが効果をあげたもので、今後、2020年・平成32年の達成を目指している輸出額1兆円の目標を前倒しで実現したい」と述べました。
主な要因について農林水産省は、アジアを中心に海外で日本食ブームが続いていることや、円安で日本産の農産物に割安感が出ていることなどを挙げています。
品目別では、『野菜や果物』が台湾で日本産のりんごの売れ行きが伸びたことなどからおととしより44%増えて350億円、『穀物』が、香港とシンガポール向けに玄米でのコメの輸出が本格化したことなどから、35.6%増えて368億円となっています。
このほか、「しょうゆ」や「みそ」、「日本酒」などの『加工食品』も26%増えて2221億円、「ホタテ」や「さば」などの『水産物』も20.3%増加し、2064億円となるなど、すべての品目でおととしの実績を上回りました。
これについて、森山農林水産大臣は閣議のあとの記者会見で「和食のユネスコ無形文化遺産の登録やミラノ万博での日本食文化の発信など官民一体で取り組んできたことが効果をあげたもので、今後、2020年・平成32年の達成を目指している輸出額1兆円の目標を前倒しで実現したい」と述べました。