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グーグル持ち株会社 広告事業好調で増収増益
2月2日 11時34分

アメリカのIT企業、グーグルを傘下に持つ持ち株会社の「アルファベット」は、去年10月から12月までの決算を発表し、主力の広告事業が好調だったことから増収増益となりました。
グーグルを傘下に持つ持ち株会社、「アルファベット」は1日、去年10月から12月までの四半期決算を発表しました。
それによりますと、売上高は213億2900万ドル、日本円でおよそ2兆5800億円と前の年の同じ時期より18%増加しました。
最終利益は49億2300万ドル、日本円でおよそ6000億円と前の年より5%増加しました。
これは、スマートフォンや、傘下の動画共有サイト「ユーチューブ」などに表示する主力の広告事業が好調だったことなどによるものです。
また、今回初めて自動運転など次世代の事業の業績が開示され、去年1年間の売上高は540億円余りで前の年より37%増えましたが、営業損益はおよそ4300億円の赤字でした。
アルファベットの業績が市場の予想よりよかったことから時間外取引で株価が急上昇し、企業の価値をあらわす時価総額で、一時、ライバルのアップルを上回って世界トップに立ちました。
アルファベットのルース・ポラットCFO=最高財務責任者は「今回の力強い成長は、長年にわたって続けてきた投資の成果だ。最新の技術で人々の暮らしをよりよくすることにわくわくしている」と話しています。

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