米大統領選 アイオワ州の党員集会始まる

2月2日 10時18分

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アメリカ大統領選挙に向けた候補者選びの幕開けとなるアイオワ州の党員集会が民主・共和両党それぞれ始まり、初戦を誰が制すのか全米の注目が集まっています。

ことし１１月に行われるアメリカ大統領選挙に向けた候補者選びの幕開けとなるアイオワ州の党員集会は現地時間の１日夜、日本時間の午前１０時から与党・民主党、野党・共和党ともに州内のおよそ１７００の地区で始まりました。
このうち州都デモイン郊外の中学校に設けられた会場には数百人の有権者が集まり、党員集会の進め方について説明が行われています。
３人が立候補する民主党は、抜群の知名度と経験で女性初の大統領を目指すクリントン前国務長官と、「民主社会主義者」を名乗り格差の是正を掲げるサンダース上院議員の争いとなっています。
一方、８年ぶりの政権奪還を目指す共和党は１２人が立候補しています。
事前の世論調査では過激な発言を繰り返す不動産王のトランプ氏を、保守強硬派のクルーズ上院議員や若手のホープとされるルビオ上院議員などが追う展開となり、各候補者が激しいトップ争いを繰り広げてきました。
初戦のアイオワ州は今後の候補者選びに大きな影響を与えるため誰が制して選挙戦に弾みをつけるのか全米の注目が集まっています。