冬の横浜・中華街で待ち合わせたのはマンガ家の山科ティナさん。9歳まで中国の広州に住んでいたという彼女のために、広州料理で今回はもてなしたい。
ティナさんは高校生の時にマンガ家デビューし、大学生の現在でも、150万人に読まれた「プレゼント・ハラスメント」や、AからZカップの女の子を描いた「アルファベット乳」などが話題だ。
■マンガ「アルファベット乳:Dカップ編」
店に入る前に中華街を散歩する。
中華街は料理だけでなく、服や雑貨を見てまわるのも楽しい。
チャイナドレスを1,990円で購入。あとで着てもらおう。
そして着いたのは中華街大通り、善隣門の角に建つ横浜大飯店。1962年創業の老舗だが、「本格中国料理が気軽に楽しめるお店」がコンセプトで、3,750円(大人料金)で100種類以上のメニューが食べ放題だ。
店に入ると立派な関羽像が出迎えてくれる。
席について早速メニューを開く。
中国四大料理(広東・上海・四川・北京)のメニューが100種類以上あるが、人気ランキングがあるので選びやすい。
ティナさんがまっさきに選んだのは大根餅。
小さい時からの好物だという。
「懐かしい味がする」とティナさん。
まさしく中国で味わった本場の味だという。
こちらは「ふわふわ玉子と海老の炒め」
プリップリな海老のその大きさに驚く。
食べ放題でこのデカさは見た事がない。
支配人に聞くと「食べ放題でもコース料理のクオリティで出しています」とのこと。
ジューシーかつパリパリっとした食感の北京ダックを頬張る。
一方でお酒は青島ビールをはじめ、「カフェ・ド・パリ・ライチ」や「アンリオ・ブリュット・スーヴェラン」など、中華料理に合うワインが用意されているのが嬉しい。
一般的にワインは中華料理に合わないので、あらかじめ合うワインが選別されていると助かるのだ。ほんのり甘いライチ味が中華料理と相性が良い。
食べ放題なのでどんどん料理を注文する。
人気No.3の海老のチリソース。大きな海老にかけられたソースが、ほどよい辛さの中に香りと甘みがあって美味しい。
ふわふわとトロける柔らかさのトンポーロー
こちらを中華蒸しパンに包みパックリと食べる。ふわふわのトンポーローにふわふわの蒸しパンが加わり、ふわふわの二重奏とでもいうような極上の食感だ。
さて、おなかが膨れてきたので、あらためて店内を見渡す。内装も凝っており、クラッシックな落ち着く空間だ。せっかくここまで中華風なので、ティナさんにも先ほど買ったチャイナ服を着てもらった。
さすが中国出身。バッチリと似合う。
思わずドキっとする可愛さだ。
今回もてなしてくれた楊さんと。
店の窓からは善隣門が見え、まるで本当に中国にいるかのような雰囲気だ。
なんの記事か分からなくなって来たので料理に戻りたい。
食べて驚くのはクリームの濃厚さ。コクが普通のソフトクリームとまったく違う。TV番組でも紹介されることが多いのも納得の美味しさで、まさしく絶品だ。
「ア〜ン」
「おいしいね」
幸せすぎる。もう一度お願いしてみよう。
「はい、ア〜ン」
悲しいけど、取材なのでこういう演出で撮ってるだけなんだよね。
みなさんは是非、リアルなデートで行ってみてほしい。
山科ティナさん、ありがとうございました!
今回ご紹介した店
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取材&撮影:劇団Webライター
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