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【芸能・社会】

仲間万感 夫も泣いてくれた 「放浪記」4都市105公演完走

2016年2月1日 紙面から

 女優仲間由紀恵(36)の主演舞台「放浪記」が31日、福岡・博多座で千秋楽を迎えた。全国4都市105公演を完走した仲間は終演後のあいさつで感極まって涙ぐみ、「乗り越えることができたのもお客さまの笑顔と拍手のおかげ。すばらしい出演者やスタッフと今日という日を迎えることができた」と感謝。「またいつか挑戦できるよう日々精進していきたい」と前を見据えた。

 森光子さんが2017回という大記録を打ち立てた名作に、仲間ら新キャスト・スタッフ約160人で挑んだ新生「放浪記」。仲間が「私たちなりの青春群像劇、新生『放浪記』ができた。楽しんでいただけたでしょうか」と問いかけると、会場は大きな拍手に包まれた。昨年10月からの公演は東京・シアタークリエを皮切りに大阪・新歌舞伎座、名古屋・中日劇場、福岡・博多座で合計12万人以上を動員、見事な復活を印象づけた。

 仲間は昨年の大阪公演中に森さんの墓所を再訪。「森さんには全然近づけない。ますます遠く、高い山の上にいるよう。1合目までたどりつけたか分からない」と、あらためて存在の大きさも実感していた。

 昨年12月の名古屋公演中には、2014年9月に結婚した俳優の田中哲司(49)も初めて観劇。仲間は「『すごく泣いた』と言ってました。すぐ泣くんです。子役が尾道を歩いてるだけ、音楽がかかるだけで泣けてくると。一番楽しんだお客じゃないか」と苦笑い。

 大仕事が一段落し、私生活の今後について仲間は「(子どもについて)まだ予定も計画も立ててませんが、個人的には考えてもいいかな。ママになれたらステキなことだと思う」と笑顔。さらに「(ママになっても)『放浪記』を続けることができたらありがたい話」と声を弾ませた。

 

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