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2016年02月02日 09時15分 UPDATE

小保方氏手記、Amazonで1位に 反響大きく、理研側困惑 (1/2)

小保方氏が執筆した手記がAmazonランキングで1位となるなど波紋を広げている。理研関係者からは困惑の声が上がっている。

[産経新聞]
産経新聞

 STAP細胞の論文不正問題をめぐり元理化学研究所研究員の小保方晴子氏(32)が執筆した手記が波紋を広げている。一連の騒動を謝罪する一方、実験の一部は再現できていたとの主張に、理研関係者からは「科学者なら科学の場で議論すべきだ」などと困惑の声が上がっている。

画像 小保方晴子氏=2014年4月9日、大阪市のホテル(志儀駒貴撮影)

 手記は1月28日に発売された『あの日』(講談社)。ネット通販大手アマゾンの書籍の売れ筋ランキング1位になるなど反響は大きい。

 理研の調査では、STAP細胞の正体は何らかの理由で混入した胚性幹細胞(ES細胞)とされた。小保方氏は手記で「私は混入犯に仕立て上げられ、社会の大逆風の渦に巻き込まれていった」と振り返った。

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