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アフガン首都で自爆20人死亡 タリバンが犯行声明2月2日 7時23分
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アフガニスタンの首都カブールで、警察署に近づいてきた男が、身につけていた爆弾を爆発させて少なくとも20人が死亡し、テロや襲撃を繰り返している反政府武装勢力タリバンが、犯行を認める声明を出しました。
アフガニスタンの首都カブールで1日、警察署に近づいてきた男を警戒にあたっていた警察官が制止したところ、男が身につけていた爆弾を爆発させました。警察によりますと、この爆発で、警察官や市民合わせて少なくとも20人が死亡し、29人がけがをしたということです。
事件のあと、アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンが声明を出し犯行を認めました。タリバンは、市民や治安部隊を標的にしたテロや襲撃を繰り返していて、先月にはカブールで地元の報道関係者を狙ったテロを起こし、少なくとも7人が死亡しています。
アフガニスタン政府とタリバンは、去年7月、和平に向けた初めての直接協議を行いましたが、その後、タリバンの最高指導者の死が明らかにされ、中断しています。このため、アフガニスタン政府は、隣国のパキスタンと、この地域に影響力を持つアメリカと中国の4か国で、タリバンとの和平を目指す会議を先月から続けていますが、タリバンに交渉の席につくよう促し、和平に向けた道筋をつけることができるかが焦点になっています。
事件のあと、アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンが声明を出し犯行を認めました。タリバンは、市民や治安部隊を標的にしたテロや襲撃を繰り返していて、先月にはカブールで地元の報道関係者を狙ったテロを起こし、少なくとも7人が死亡しています。
アフガニスタン政府とタリバンは、去年7月、和平に向けた初めての直接協議を行いましたが、その後、タリバンの最高指導者の死が明らかにされ、中断しています。このため、アフガニスタン政府は、隣国のパキスタンと、この地域に影響力を持つアメリカと中国の4か国で、タリバンとの和平を目指す会議を先月から続けていますが、タリバンに交渉の席につくよう促し、和平に向けた道筋をつけることができるかが焦点になっています。