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ジカ熱でブラジル政府「妊婦の渡航勧めない」
2月2日 9時28分

ジカ熱についてWHO=世界保健機関が緊急事態を宣言したことを受けて、ブラジル政府のバグネル官房長官が記者会見を開き、「特に、妊娠している女性へのリスクは深刻だ」と述べ、こうした女性のブラジルへの渡航は勧めないとしています。
バグネル官房長官は、その一方で、ことし8月にリオデジャネイロで開かれるオリンピックを念頭に、「ブラジルを訪れる人や選手たちには、妊娠している女性でなければリスクがないことを説明しなければならない」と述べ、ジカ熱に関する正確な情報を提供することで冷静な対応を呼びかけ、オリンピックの開催に影響しないよう対策を講じる方針を示しました。
また、バグネル長官は、近く、ルセフ大統領がテレビとラジオを通じてジカ熱を媒介する蚊の駆除方法を説明するなど、国民に対して適切に対応するよう呼びかけることを明らかにしました。

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