ツイッター株一時9%高、シルバー・レークが取引検討と報道
2016/02/02 01:48 JST
(ブルームバーグ):1日の米株式市場で、ツイッターが急騰している。投資家のマーク・アンドリーセン氏とプライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社のシルバー・レークが「何らかの取引を検討した」とオンラインニュースサイトのジ・インフォメーションが報じたことが材料視された。
ジ・インフォメーションは、検討が現在も続いているかは定かではないとした。アンドリーセン氏とシルバー・レークの広報担当者はいずれもコメントを控えた。
ニューヨーク時間午前10時18分現在、ツイッターの株価は前日比9%高の18.31ドルに上昇。それでも昨年4月のピーク時と比べ65%低い。時価総額は約124億ドル(約1兆5000億円)で、かつてと比べ買収の対象になりやすくなった。
ミシガン大学ロスビジネススクールのエリック・ゴードン教授は「ツイッターは一方的に下げ続けてきた」と述べ、「買収には格好の対象だ。シルバー・レークに買収され、非上場企業となるのが最善の選択肢かもしれない。IT業界でシルバー・レークは賢明で忍耐強い資金の出し手だ」と指摘した。
原題:Twitter Shares Jump on Report of Possible Silver Lake Deal (1)(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Molly Schuetz mschuetz9@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Jillian Ward jward56@bloomberg.net
更新日時: 2016/02/02 01:48 JSTニュース一覧
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