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五輪エンブレム ベルギーのデザイナーが訴え取り下げ
2月2日 4時53分

五輪エンブレム ベルギーのデザイナーが訴え取り下げ
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去年、白紙撤回された2020年東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムを巡り、ベルギーのデザイナーが自分が制作したロゴマークに似ているとしてIOC=国際オリンピック委員会に著作権侵害を認めるよう求めた裁判で、このデザイナー側が訴えを取り下げたことを明らかにしました。
東京大会のエンブレムを巡っては、去年、アートディレクターの佐野研二郎氏が制作したデザインにいったんは決定しましたが、ベルギーのグラフィックデザイナー、オリビエ・ドビ氏が自分が制作した劇場のロゴマークに似ているとして、去年8月、IOCに著作権侵害を認めるよう求め、ベルギーの裁判所に訴えを起こしました。
その後、大会の組織委員会は、エンブレムを白紙撤回しましたが、ドビ氏は、著作権侵害が認められるまで裁判を続けると主張していました。
しかし、ドビ氏の代理人は1日、訴えを取り下げたことを明らかにしました。その理由として▽エンブレムが使用されたのは白紙撤回前の1か月間にすぎず、仮に勝訴しても相応の賠償金が見込めないことや▽IOCがドビ氏に対し、今後、エンブレムについて公に発言しないよう強く求めるなど、これ以上の裁判を続けることは、難しいと判断したためとしています。

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