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千葉県 組み体操事故実態調査し対策検討へ
2月2日 7時20分

学校で事故が相次ぐ組み体操を巡り、千葉県教育委員会は、県内で起きた事故について実態調査を行い、安全対策の検討に乗り出すことになりました。
日本スポーツ振興センターのまとめによりますと、昨年度、千葉県内の小中学校と高校で組み体操でけがをした児童や生徒は合わせて418人で、このうち骨折した人が94人に上りました。
千葉県教育委員会は、組み体操の事故によるけが人を減らそうと、今年度、県内で起きた事故について実態を把握する調査を行い、安全対策の検討に乗り出すことになりました。
各市町村の教育委員会を通じ、医療機関を受診したけが人の数を取りまとめるほか、各地の教育委員会が把握する事故の状況や、事故をもとに講じた安全対策について調べるということです。そのうえで、千葉県独自の安全対策を取れるか検討し、来月末までに結果をまとめる方針です。
組み体操を巡っては、関東では東京都や埼玉県、それに茨城県でも実態調査や安全対策の検討などが進められています。
千葉県教育委員会は、「学校での運動会などを安全に行うために、どんな対策を取れるか考えたい」としています。

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