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【甘利氏辞任】
UR関係者「告発者から恫喝めいたこと」
都市再生機構(UR)の関係者は1日、トラブルになっていた千葉県白井市の建設会社の総務担当、一色武氏(62)について、「担当者が恫喝(どうかつ)めいたことをされているということは聞いていた」と明かした。
UR関係者は、甘利氏の事務所側にも「(一色氏と)深くおつきあいしない方がいいのではないか、というふうな話をした」と語った。
別の関係者によると、一色氏は神奈川県内で不動産関係の仕事をしていたが、平成14年に東京都内の右翼団体に入り、参謀などを務め、数年前に除名された。
その後、建設会社と県やURとの補償交渉の相談に乗るようになったとされる。一色氏は過去に「石井」や「馬場」と名乗っていた時期もあったと、産経新聞の取材に答えている。