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上海株 中国の製造業景況感悪化で下落
2月1日 21時08分

週明けの1日の中国・上海の株式市場は、朝方発表された経済指標の悪化を受けて幅広い銘柄に売り注文が出て、代表的な株価指数は2%近く下落しました。
週明けの中国・上海の株式市場は、朝方、中国政府が発表した中国の製造業の景況感を示す先月の指数が3年5か月ぶりの低い水準となり、市場の予想を下回ったことなどから、鉄鋼や石炭といった業種を中心に幅広い銘柄に売り注文が出ました。
その後、取引終了間際には大量の買い注文が出てやや値を戻し、市場では中国政府が買い支えしたとの観測も出ましたが、代表的な株価指数である「総合指数」の終値は2688.85で先週末に比べ1.78%下落し、2営業日ぶりに下落に転じました。
市場関係者は「中国経済の先行きへの不透明感が広がるなか、取り引きを手控える動きが強まっている。来月開かれる全人代=全国人民代表大会で政府がことしの具体的な経済政策を打ち出すまでは積極的な材料が出にくく、値上がりしにくい展開が続くとみられる」と話しています。

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