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三星スマートフォン、中国で初めて5位圏外に押される

三星スマートフォン、中国で初めて5位圏外に押される

Updated January. 30, 2016 07:57

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三星(サムスン)電子が中国スマートフォン市場で初めて5位圏外に押された。

29日、米市場調査会社ストラテジー・アナリティクス(SA)が発表した報告書によると、三星電子は昨年第4四半期(10〜12月)と昨年の年間スマートフォン販売台数で5位内に入ることができず、「その他のメーカー(others)」に分類された。SAが中国で2012年から集計を取り始めて以来、四半期や年間基準で三星電子が中国で順位圏外に押されたのは今回が初めてだ。

2011年以降、中国で圧倒的な首位を守ってきた三星電子は、2014年第3四半期(7〜9月)に初めて小米に2.9%ポイント差でトップの座を明け渡した。さらに第4四半期はシェアが一ケタに落ち、アップルにも押された。昨年第1四半期(1〜3月)以降はファーウェイにも押されて、やっと4位を守ってきた。

SAが前日に発表した報告書によると、三星電子は昨年第4半期や年間を通して世界で最も多いスマートフォンを販売した。にもかかわらず中国で5位圏外に押されたのは、それだけ中国地元の複数のメーカーが内需市場をがっちり握っていることを裏付けている。3位のアップルを除いては、全てが地元メーカーだった。昨年、小米は6750万台でトップにつき、ファーウェイやオッポ、ビボの順だった。アップルも同様に昨年までは爆発的だった中国市場の売上成長率が、第4半期は5分1レベルに減った。

一方、世界最大スマートフォン市場として猛スピードで成長を遂げてきた中国のスマトフォン出荷台数は、昨年第3四半期に初めて前年同期比成長が止まった上、第4四半期は前年同期の1億2300万台比4%以上減少の1億1790万台を記録した。