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公文書 紛失や誤って廃棄130件
2月2日 4時30分

公文書 紛失や誤って廃棄130件
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政府は、国の行政機関が保有している公文書の昨年度・平成26年度の管理状況の概要を公表し、公文書を紛失したり、誤って廃棄したりしたケースが、130件あったことを明らかにしました
国の行政機関や独立行政法人などが保有している公文書は、公文書管理法に基づいて、管理状況を年度ごとに公表することが義務づけられており、政府は、有識者でつくる「公文書管理委員会」に昨年度・平成26年度の概要を報告しました。
このうち国の行政機関で、▽公文書を紛失したのは93件、▽誤って廃棄したのは37件で、合わせて130件となり、前の年度より78件少なくなりました。行政機関別では、▽法務省が68件と最も多く、次いで、▽国税庁が33件、▽厚生労働省が11件などとなっています。
この結果について法務省は、「多くの地方機関があり、取り扱う文書も多いことから、公文書管理の重要性に、より高い意識を持たなければいけないが、徹底しきれておらず誠に遺憾だ。適切な管理に配慮し、再発防止策を徹底していく」としています。
また内閣府の公文書管理課は、「定期的な管理状況の確認や文書廃棄の際のチェックが徹底されるようにしていきたい」としています。

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