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【軍事ワールド】
ISが戦闘員の給料を半額に 金欠はロシア空爆のせい…条件の良い組織に転職増えそう
米政府などの分析では、ISは石油を闇市場で販売することで1日平均100万ドル(約1億1800万円)の収入を得ていたとされる。このため米軍主体の「有志連合」も石油関連施設への攻撃を強めてはいた。しかしロシアの空爆は、有志連合の空爆とは異なるものだった。
目には目を
IS戦闘員のひとり、ジハーディ・ジョンによる捕虜の殺害とその動画の公開など、ISの非道ぶりは世界中に知られた。クルド人に対する毒ガス攻撃といった国際法違反の残虐行為も報道されている。
一方、IS掃討作戦を続けてきた有志連合は、関係各国の世論を意識して作戦行動を行ってきた。
代表的なのは昨年10月、アフガニスタンで国際医療支援団体「国境なき医師団」の医療施設を米軍機が誤爆した事件だ。この誤爆ではオバマ大統領が同医師団のジョアンヌ・リュー会長に電話で謝罪している。もともとオバマ大統領は米国内の世論を意識し、米兵の被害を避けるため、地上軍を派遣しての大規模作戦を拒み続けていて、好戦的なISとは対称的だ。
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