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ジカ熱患者の届け出義務付けへ2月2日 4時47分
ジカ熱の感染がブラジルなどの中南米で広がっていることを受け、厚生労働省は全国の医療機関に対しジカ熱の患者を診察した場合、国に届け出るよう義務づける方針を固めました。
蚊が媒介する感染症で発熱などの症状が現れるジカ熱は、去年5月以降中南米で感染が広がり、ブラジルでは脳の発達に遅れがみられる小頭症の新生児が増えていることから妊娠中の感染との関連が指摘されています。
今後、さらに感染が広がるおそれがあることから厚生労働省は実態を把握するためジカ熱をデング熱や日本脳炎と同様に「4類感染症」に位置づけ全国の医療機関に対し患者を診察した場合保健所を通じて国に届け出るよう義務づける方針を固めました。
また、血液を採取し感染を確認する検査キットを全国の都道府県の衛生研究所に配付し検査態勢を整備することにしています。
厚生労働省は、妊娠中の女性はジカ熱の流行地域への渡航を慎重に検討するとともに、渡航の際は長袖や長ズボンを着用し虫よけスプレーを使用するなど蚊に刺されないよう注意を呼びかけています。
今後、さらに感染が広がるおそれがあることから厚生労働省は実態を把握するためジカ熱をデング熱や日本脳炎と同様に「4類感染症」に位置づけ全国の医療機関に対し患者を診察した場合保健所を通じて国に届け出るよう義務づける方針を固めました。
また、血液を採取し感染を確認する検査キットを全国の都道府県の衛生研究所に配付し検査態勢を整備することにしています。
厚生労働省は、妊娠中の女性はジカ熱の流行地域への渡航を慎重に検討するとともに、渡航の際は長袖や長ズボンを着用し虫よけスプレーを使用するなど蚊に刺されないよう注意を呼びかけています。