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厚生労働省 ジカ熱 水際での対策を強化へ
2月2日 4時34分

中南米を中心に感染が広がっている「ジカ熱」について、WHO=世界保健機関が緊急事態宣言を出したことを受け厚生労働省は、空港の検疫所で発熱などの症状を訴える人がいないか確認するなど水際での対策を強化することにしています。
蚊が媒介する感染症で発熱などの症状が現れるジカ熱は去年5月以降中南米で感染が広がり、ブラジルでは脳の発達に遅れがみられる小頭症の新生児が増えていることから妊娠中の感染との関連が指摘されています。
ジカ熱についてWHOが緊急事態宣言を出したことを受け厚生労働省は空港の検疫所で中南米から帰国した人などを対象にサーモグラフィと呼ばれる特殊な機器を使って体温を調べるほか発熱や頭痛などの症状を訴える人がいないか確認して水際での対策を強化することにしています。
また、実態を把握するためジカ熱を「4類感染症」に位置づけ全国の医療機関に対し患者を診察した場合保健所を通じて国に届け出るよう義務づけることにしています。

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