チャイナリスクへの露出度、韓国は世界3位=現代経済研究院

 韓国は世界で3番目に「チャイナリスク」にさらされているとの調査結果が示された。

 現代経済研究院が1月31日に発表した今年の国内外経済問題に関する報告書によると、韓国のチャイナリスクへの露出度(2014年現在)は10.3%で、モンゴル(42.1%)、オマーン(28.7%)に次いで高かった。

 チャイナリスクとは中国経済が低迷した場合、中国への輸出依存度が高い国や企業が同時に危機に直面することを指す。

 露出度は(輸出/GDP)×(対中輸出/輸出)という計算式で求める。

 現代経済研究院は中国経済の方向性、即ちハードランディングかソフトランディングかを今年の世界経済の主な問題として挙げた。同院のチュ・ウォン経済研究室長は「中国の世界経済に対する影響力は大きく、アジア地域を中心に密接な経済分業構造が構築されており、中国経済の不安は貿易相手国に危機を伝染させる効果がある」と評価した。

 同院はチャイナリスクを克服するためには、中国国内で浮上する消費財、サービス市場を積極的に攻略すべきだと主張した。

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