HVに接近通報音、義務化
18年にも、新型車対象
国土交通省は1日、走行音が静かなハイブリッド車(HV)などの接近を歩行者に音で知らせる「車両接近通報装置」の搭載を、自動車メーカーに義務付ける方針を固めた。国連機関で3月ごろ成立する音量などの国際基準を踏まえ、2018年にもHVや電気自動車(EV)、燃料電池車といったモーターで走行できる新型車に適用する。
高齢者や子どもら歩行者と自転車の安全対策を強化するのが狙いで、道路運送車両法の保安基準を改正する。国際基準を満たした装置を搭載していない新型車は、国内で販売できなくなる。中古車などは対象外となる。(共同通信)
【 2016年02月01日 20時25分 】