WindowsのCygwinでLinuxのapt-getの様にパッケージを管理できる apt-cygというコマンドがあり、 これが最近はGitHubで公開されて配布される形になっていましたが、 このレポジトリが現在見れない状態になっています。
apt-cyg
apt-cygは
$ apt-cyg install screen
の様に、Cygwinのパッケージをコマンドラインからインストールすることが出来る様にした コマンドスクリプトです。
このスクリプトは元々Google Codeで公開されていました。
Google Code Archive - Long-term storage for Google Code Project Hosting.
ただ、一昨年の夏くらいに殆どメンテナンスがされてないような状態の中で、 Cygwinのサーバー側のディレクトリ構造が変わったりして使えなくなったので、 自分で直してGitHubにおいてみたりしていました。
恐らくこの辺りで実は本家のGitHubレポジトリもあったっぽいのですが、 上のレポジトリを作ってしばらくして、 transcode-openというアカウントの元でGitHubに移行されてるのを見つけました。
ただ、気づいた後にPull Requestを送っても全然反映されないので あれだな、と思っていたら、 その後大分経ってからアクティブにメンテナンスされる様になったので そちらを使う様にしていました。
DMCA takedown
で、今これが閉鎖されています。
このレポジトリを既に取ってきてある場合にはそこでgit pullとかすると、
$ git pull
ERROR: Repository unavailable due to DMCA takedown.
See the takedown notice for more details:
https://github.com/github/dmca/blob/master/2016-01-26-apt-cyg.md.
fatal: Could not read from remote repository.
Please make sure you have the correct access rights
and the repository exists.
こんな感じのエラーが。表示されてるページを見てみると
どうも誰かが著作権違反を指摘してGitHub側がアクセス不可にしている模様。
良くわからないのですが、元々、このスクリプトはStephen Jungelsという人の 名前の元でGPLライセンスで配布されていました。 (最初に変更して置いておいた物(apt-cyg)は このライセンスを引き継いで置いておいたつもりです。)
transcode-openに公開された時、元の作者の人から引き継いだ、的な雰囲気ではありました。
今のスクリプトを見て見ると ライセンスが、MITで
# The MIT License (MIT)
#
# Copyright (c) 2013 Trans-code Design
となっていて、元の作者の人の名前がありません。 この辺話が通っているのかどうかは不明。
ただ、上のDMCA takedownの理由のページにを見てみると、 hostile user “transcode-open”という記述があって、 元の作者が怒ってる?みたいな感じも受けます。
ただ、一方で、途中でI own 635/673 linesという記述がありますが、 最近のapt-cygスクリプトを見るとGoogle Code時代から見ると結構変更されていて、 元の作者が今更気づいて文句を言ってる、というわけでは無さそう。
メンテナンスしてた人で主に変更とかしていた人がtranscode-open以外に居て、 その人がなんか怒った、ということか。。。
と思って、手元にあった最近のapt-cygのreadme.mdを見てみると、
STATUS UPDATE 1-24-2016:
-----------------------Over the weekend apt-cyg lost it's only active maintainer. Since I am working on other things now,-
this project is basically read-only. That means I won't be responding to bug reports or issues.If you have a problem with apt-cyg:
1. You might be able to fork it and fix it yourself, if you enjoy BASH programming
2. Look for forks with an active maintainer, pick one that works for you, vote it up.And now back to apt-cyg...
apt-cyg
-------apt-cyg is a Cygwin package manager. It includes a command-line installer for
Cygwin which cooperates with Cygwin Setup and uses the same repository.[github.com/transcode-open/apt-cyg][1]
[![bountysource][3]][2]
[1]:https://github.com/transcode-open/apt-cyg
[2]:https://www.bountysource.com/teams/svnpenn
[3]:https://api.bountysource.com/badge/team?team_id=114003&style=raised
な事が書いてありました。このSTATUS UPDATEの2日後に 上のDMCAのファイルが追加されてる形なので、 なんかいざこざがあったかな、と言う感じ。。。
ただ、ここ見て分かる通り、何やら知らないうちに寄付とかも募集していたりして、 その辺も関係有るのかも。。。
で、この辺、git logを見てみると、最後の24日のcommitはStephen Jungelsという 元の作者の人が行ってます。 この人が出てくるのはこれ以前では 2013年6月28日なので恐らくGoogle CodeからGitHubに移して ちょっとREADMEだけアップデートしてその後触ってない、と言う感じです。
つまり上のSTATUSは元の作者のStephenが書いてる訳で、 これを書いた後にcloseする様通報するかな?という感じもするので、 やはり通報した人は このレポジトリに移ってから頻繁にアップデートしてきた人なのかな。。。?
今後どうするか?
自分では取り敢えず取り敢えず閉鎖される寸前のスクリプトが手元にあるので、 暫くはそれさえあれば問題ないわけですが、 必要な人は、GitHubを探せば元に近い奴はそれなりに見つかります。
取り敢えず最初に必要な部分だけを自分で直したもの:
最初のサーバー側のディレクトリ構造の変化とその後のちょっとした アップデートだけですが、最低限使える様になってるとは思います。
これ以外に、transcode-openのコードをforkしてあるものだと、
langlichuan123/apt-cyg: https://github.com/transcode-open/apt-cyg
この辺り。ここにあるapt-msys2やGoバージョン見たいのは探してもこのレポジトリにしかありませんでした。
それ以外で最近アップデートされてるものだと、
これ。upgrade/postinstallというコマンドを追加してあるらしい。 (こちらは最近のtranscode-openバージョンにも無い。)
ただ、これら2つともtranscode-openの物を引き継いでいるので、 元のレポジトリ同様削除される可能性がないわけではないと思います。。。
手元にtranscode-open版の最新の物はありますが、 取り敢えず様子見。