トップページ社会ニュース一覧警察庁HPの閲覧障害 警視庁と連携し解明へ
ニュース詳細

警察庁HPの閲覧障害 警視庁と連携し解明へ
1月28日 16時53分

警察庁のホームページが、サイバー攻撃とみられる大量のアクセスの集中で一時、閲覧できない状態になったことについて、警察庁の金高長官は定例の記者会見で、去年から国内で相次いでいるサイバー攻撃との関連性も含め、警視庁と連携して解明していく考えを示しました。
27日夜7時ごろから警察庁や国家公安委員会などのホームページが、大量のアクセスが集中して一時、閲覧できない状態になり、直後にツイッター上で、国際的なハッカー集団、「アノニマス」を名乗る人物によるサイバー攻撃を示唆する書き込みが見つかったことなどから、警察庁は外部からサイバー攻撃を受けたとみています。
「アノニマス」を名乗る人物による、国内の企業や団体などのホームページへのサイバー攻撃を示唆する書き込みは、去年9月から27日までで139件に上っていて、実際にサイバー攻撃も相次いでいるということです。
警察庁の金高長官は、28日の定例の記者会見で、「去年から相次いでいる国内のホームページへのサイバー攻撃との関連性も含めて、警視庁と連携して解明していく」と述べました。
そのうえで、ことし5月に三重県で開かれる「伊勢志摩サミット」に向けて、「サミットの関連施設の管理者や関係機関と協力して情報を共有し、サイバー攻撃の発生を想定した共同の訓練を行っていきたい」と述べ、対策を強化する考えを示しました。

関連ニュース

このページの先頭へ