(cache) フリーエネルギー技術開発の特徴と種々相

フリーエネルギー技術開発の特徴と種々相





XIV.  回転体の物理(重力・放射線など)

1. 右回転ジャイロによる重力減衰―ハヤサカ&タケウチ
2. メルニク:非電磁気的回転体の遠隔作用
3. サールの発電・浮揚装置
 3.1 サール効果発生器'SEG' by Peswiki
 3.2 サール効果発生器'SEG' by Allan
 3.3 サール発電機の浮揚 by イーゲル
 3.4 サール発電機の浮揚 by サンドバーグ







XIV.  回転体の物理(重力・放射線など)



1. 右回転ジャイロによる重力減衰―ハヤサカ&タケウチ


 
Fig.1 ハヤサカ

 これは、ハヤサカとタケウチによって発表された論文である。文献[1]によれば、ハヤサカ(早坂秀雄)は、



と、紹介されている。上記のように、反証実験が行われ、実験結果は否定された、と書いてある。これは一般的な結論であろう。しかし、早計な結論であると私は思う。私は、反証実験をよく読んでみると、彼らの実験条件は、早坂等のそれとは異なっていた。そのことと文献[2]をあわせて考えると、私は、いろんな理由から、早坂の実験は、否定されていないと考えている。むしろ、今後、真価が評価されるようになるだろう。

 上記論文が掲載された学術誌 Physical Review Lettersは超一流の学術誌であり、審査は非常に厳しく、その審査をパスできる相当な実力がないと掲載可にならない。なお、ハヤサカは、ロシアアカデミー学術組織委員、米国物理学論文審査委員、元東北大学助教授(工学博士)であったといわれている。

 彼は、北海道の札幌にいたころの、昭和32年(1957)に、たまたま訪れた千歳空港の上空に未知の飛行物体が滞空しているのを目撃した。当時は、まだUFOという言葉はなかったが、今でいうUFOであった。それは、10分くらい滞空したあと、突然すごいスピードで消えてなくなった。

 そのような飛行物体に関する外国の書物を調べると、重力を打ち消しているらしいと分かった。昭和60年(1985)ころになって、本格的に重力の研究に入った。もう既に膨大な学術論文がでていた。しかし、どれも、アインシュタインの一般相対性理論や重力理論に基づいた理論で、全ての論文の結論としては、当然のことながら、「重力=引力」の枠内の話であった。反重力という言葉は、全くなかった。これではだめだ。そこで、どう考えたか。

 
Fig.2 ヤン(楊振寧)
Fig.3 リー(李政道)
Fig.4 ウー(呉健雄)

 1956年にヤン(楊振寧)リー(李政道)は、当時説明不能だったK中間子の崩壊に関する現象を説明するため、弱い相互作用が関与する物理現象ではパリティの対称性が破れると予想した。この予想は、1957年にウー(呉健雄:この人は女性科学者)により、弱い相互作用が関与する物理現象であるベータ崩壊を観測する実験で確かめられた。

パリテイの対称性
 通常の物理現象は空間反転を行っても変わらないように見える。具体的には、まったく見知らぬ国の映像がテレビに映っている場合、その画面が通常どおり撮影されたのか、一度鏡に反射させてから撮影されたのかは、通常の物理現象を見ているかぎりは判別できない。この様に空間反転した状態と元の状態で物理法則が変わらないことをパリティ対称性がある、または、パリティが保存されているという。
 物体に働く力(相互作用)は重力相互作用、電磁相互作用、強い相互作用、弱い相互作用の四つの相互作用に分けられる。これらの中で、パリティ対称性の破れがみられるのは、弱い相互作用の関係する物理現象のみである。文献[3]より引用。
 一方、重力相互作用は弱い相互作用よりもはるかに相互作用のオーダーが小さい。ならば、弱い相互作用で左右の対称性、あるいはパリティが破れているのだから、重力も、パリティが破れているのではないかと、彼は推論したのである。

 彼の、最初の目標は、真空場から電気エネルギーのようなものを取り出せないかということと、引力を打ち消すようなことができないかということであった。原子力エネルギーよりよいものがあれば、それを使うべきだという考えが根底にはあった。

 彼は、いままであまり注目されなかったマックス・アブラハムの重力理論に言及している。アブラハムが、その論文を発表したのは、アインシュタインが一般相対性理論を発表したのと殆ど同時期の1912年であった。

 
Fig.5 マックス・アブラハム


 マックス・アブラハム(1875-1922)は、ドイツの物理学者である。ユダヤ商人の家族に生まれ、父親はモーリッツ・アブラハム、母親はセルマ・モーリツゾーンである。ベルリンの大学で、マックス・プランクの下に学んだ。1897年に卒業し、3年間プランクの助手を務めた。

 その後、様々な大学で物理学教授として教鞭をとった。電子の理論、ラジオ波の伝播理論、重力理論、その他に取り組んだ。1922年に脳腫瘍でなくなった。彼の死後、マックス・ボームとマックス・フォン・ラウエが、追悼文で次のように述べている:“彼は、彼の絶対的イーサ(absolute aether)、彼の場の方程式、彼の硬い電子を、青年がはじめの情熱の炎を愛するがごとく、愛していた。”

 アブラハムの重力理論の特徴は、「重力=引力ではない」というものであった。基本的考え方としては、真空という時空全体が、実は斥力も持っている媒質であるという。つまり、空間というのは、いうなれば、何か空間全体を構成しているような媒質である。

 水と対応させて考えると、水の中に物を入れるとその水が排除され、その分だけ揚力効果(浮力の効果)が生じるが、それと同じように媒質がこの宇宙空間すべてに存在しているはずである。そうすると、斥力効果も反重力効果もある、という理論である。この理論が物理関係のジャーナルに掲載されたとき、アインシュタインは、確かに論理的に正しいと述べた。

 アブラハムは、宇宙にはイーサのようなエネルギーが充満しているので、それによってプラスのエネルギーが発生し、距離の3乗に反比例するような斥力効果があると、結論している。

右回転ジャイロによる重力減衰実験

 
Fig.6 ハヤサカ等が用いた天秤[2]



 
Fig.7 ハヤサカ等が用いた天秤[2]























続く







 [1]Wikipedia: 早坂秀雄
 [2]早坂秀雄: 「宇宙第5の力、反重力はやはり存在した」徳間書店、(1998).
 [3]Wikipedia: パリティ対称性の破れ


2. メルニク:非電磁気的回転体の遠隔作用


 この論文[1]は、非電磁気的回転体が、その周囲に非電磁気的なフィールドを形成していることの発見と、その遠隔作用を測定したものである。液体窒素冷却したGe(Li)半導体ガンマ線検出器を用いてCo60(1332, 1173keV)およびCs137(661.6keV)のガンマ線を測定したとき、非電磁気的回転体の遠隔的影響で、ガンマ線強度の測定値(ピークエリア)に異常が現われるという結果を報告している。

 回転体の速度は2,100rpmおよび6,000rpmであった。これはモータで回し、放射線源の垂直上方に位置させた。その距離は実験条件により変えた。右回りと左回りの両方実験した。(訳註:回転体はモータのシャフトと書いてあるから、その材料は鉄であろう。大きさは記してない。)半導体ガンマ線検出器は放射線源の垂直下方に設置した。回転させたときと静止したとき、各10回づつ測定した。

 中央値MsとMEの、それぞれ対応する分布ErotとEst、および SrotとSstへの依存性を調べた。ここで、SrotおよびSstは、それぞれ、回転モードおよび静止モードにおけるピークの二乗値である。これらの中央値は、全て、1より小さい。次式の値をプロットした。

ΔМS = (1-Srot/Sst),     (1)

ΔМE = |1-Еrot/Est|Eγ,  (2)


 ここで、Eγは光子のエネルギー(keV)である(Fig.1)。

 
Fig.1 dMEのdMS依存性[1]






 放射線計測・核物理・固体物理の専門知識がないと理解は難しいので、これ以上詳しく書かないが、こんな話もあるということで、一応、気にとめておいたらよいと思う。

 内容的には、奇妙な話であり、実験ミスではないかとも思えるのであるが、一応紹介しておく。原文[1]およびその引用文献[4-6]をじっくり精査した読者が判断したらよいと思う(場合によっては自ら再実験して)。なお、この異常現象は、トーションフィールドに起因していると結論している。

文献

 [1]Igor A. Melnik: Remote action of rotation on the semiconductor detector of gamma-ray radition
 [2]Wikipedia: 半導体検出器
 [3]Basic Semiconductor Detector
 [4]I.A.Melnik, ≪Experimental detection of the influence of a rotation on the statistical distribution on the instrumental spectrum of isotope gamma-radiation≫, Rus.Physic. Jour., no.5, pp. 19-26, 2004.
 [5] I.A.Melnik, ≪Remote influence of rotating objects on semiconductor gamma-ray detector≫, New Energy Technol., no. 1, рp.58-69, 2005.
 [6] I.A.Melnik ≪Remote influence of rotation on radioactive decay≫, New Energy Technol., no. 2, рp.33-36, 2005.
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(付録: この論文を理解するための予備知識)

半導体放射線検出器とは?


 Fig.2において放射線が、半導体の中を通過する(赤い直線)と、電離作用で電子・正孔対が発生する(図の−が電子、+が正孔)。半導体に電極をつけて電圧をかけておくと、その電界により電子・正孔は電極の方に流れ、電極にたまる。これをチャージセンシテイブアンプ(電荷増幅器)で増幅すれば、パルスとして観測される。

 
Fig.2 放射線による電子・正孔対の発生[3] 


 
Fig.3 電子はプラス極の方に引っ張られる。正孔はこの逆(図示なし)。[3]


 
Fig.4 シリコン検出器の場合の典型的な例[3]




 電子-正孔対を1個作り出すのに必要なエネルギーは、ゲルマニウム半導体検出器で2.96 eV、シリコン半導体検出器で3.64 eVである。ちなみに電離箱、比例計数管などのガス形式の検出器では約 100 eV必要である。

 下図は、横軸が放射線のエネルギーで縦軸は放射線のカウント数を表している。この図を放射線スペクトルという。放射線スペクトルの解析を行うには、上述の通り増幅器によって電気パルスを増幅し、これを多重波高分析器 (MCA) でスペクトルを得て、それを解析する。

Fig.5 放射線検出器のスペクトル分析装置により得られるスペクトルの例[2]。
図をクリックすると拡大します。








3. サールの発電・浮揚装置





3.1 サール効果発生器'SEG' by Peswiki



 以下は、文献[1]の抜粋・概訳である。



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Fig.1 サール( Searl


 ジョン・サールは、反重力研究において、もっとも異論の多い人物である。しかし、1940年代において彼の研究が始まって以来、ほぼ間違いなく彼は“近代反重力の父”となっている。

 彼の主張はシンプルなものである。すなわち、金属リング上を幾つものローラーが回転しているという夢を幼年時代にみたあと、彼は、サール効果発生器(SEG)と呼ばれるデバイスを製作したというのである。

 これは、大きな反重力を生み出すようであった。サールは、反重力推進における文化的アイコンの一人である。



プロファイル

 ジョン・ロイ・ロバート・サール(John Roy Robert Searl )、1932年5月2日生まれ、は、サール効果発生器(SEG)および逆重力ビークル(IGV)の発明者である。ともに、開放系のエネルギー変換デバイスであり、磁気ベアリング上を走る多位相型ローラの組み合わせを用いたリニアモータの技術を使っている。

 電気の独学者、サールは、1946年から1956年に、彼の初めの実験的研究開発を行った。SEGは、上手くいって電気を発生した。それのみならず、予想外のことであったが、力強い上昇力が発生し地球の重力場に逆らうように地球に反発した。彼は、それに続くIGVの開発で、それを制御できるようになった。

 6年間に渡り繰り返し見たシンプルな一連の夢に、サールは鼓舞されて、SEGの第一プロトタイプを製作した。それらの重要性を確信し、彼は、絶えず熱心に説明し続けた。巨大なエネルギーを発生する、ユニークで優れた発電機の原理を詳しく説明したのである。

 彼の理論を証明するための初めの試みとして、ロンドンのグレイズ・イン・ロードのB.R.リワインド社の見習い従業員になった。そこで、彼は、会社の施設と、その装置を作るのに必要な全ての材料の使用許可を得た。1946年の12月、自分の仕様で作った磁気材料が全て整い、英国、ロンドンの30 Crawley Rd, Haringeyにおいて、そのユニークな発電機を組み上げた。

 サールが、その装置を初めて活性化したとき、ローラー(ローター)は、プレート(ステータ)の周りを回り始め、開放系回路構成に電荷ポンピング作用(charge-pumping action)が発生した。速度が閾値に達すると、装置は、周辺電磁石からのエネルギー入力なしに、回転が維持された。

 一番初めのオリジナル・プロトタイプの場合は、ダンパー(ブレーキシステム)を設けてなく、そのため、装置が周りの空気をイオン化し電荷を発生するにつれ、正帰還のループ(positive energy feedback loop)が引き起こされ、速度が加速された。

 結局、装置の温度が著しく低下した。温度低下は、電気抵抗がプラズマ物理のピンチ効果により予想されたところに向かって減少するように、増加する電流に反比例していた。

 電子のランダムな力学的エネルギーは、運動(物理)において一様状態(uniform)になり、これは、直接、非常な高速度な電子という結果をもたらした。こうして、SEGは極端に低い温度において超電導状態に素早く到達した。

 この状態において、量子トンネル電子は、妨げられていないクーパー対の形で、SEG装置を通して増大し、装置の縁部分において非常に高いマイナス電圧を発生する結果となった。

 イオン化に類似のプロセスにより、SEGの周囲にピンク色の発光が取り巻いた。そして、強い電界が、周囲の負に帯電した空気を、周囲に真空を作るのに充分なほどの強さで反発した。この真空およびSEGの幾何学的形状が、発生した数百万ボルトによるフラッシュオーバーの発生を防いだ。

 











[1]http://peswiki.com/index.php/PowerPedia:John_Searl









3.2 サール効果発生器'SEG' by Allan





 以下は、文献[1]の抜粋・概訳である。



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 1960年代に開発されたサール効果発生器SEGは、燃料・汚染・摩擦・ノイズなしに、安価に安全に電気を発生させることが出来ると言われている。また、反重力効果が発生するとも言われている。

 現在、模型が、その核心的原理の幾つかを見せるために作られている。


 “私は、1988年以来、サールを知っているし、そのとき以来、彼の研究を間近に見守ってきた。最後の19年間、私は、1960-1970年代に彼とともに携わっていた何人かの人たちに会う特権を得ていた。彼らは、全て、サールが我々の友情の初めの2年間に説明した事実を確信していた。”

テリー・ム−ア博士(Mar. 10, 2007)




概要

Fig.1 幾つかのローラをもつ三個のリングのイラスト
画家によるアニメ画像。
1960年代に、サールは、これらを約2ダースも製作
したが、サールによれば、電子が中心から縁に向か
って流れ、ACかDCのどちらかの電流として検出でき
る。もし負荷が大きすぎると、超電導効果が起こり、
その結果、反重力効果が発生する。この画像は、文
献[2]より引用。

Updated by Sterling D. Allan
Pure Energy Systems News
February 22, 2012


 サール(John Searl)は、家庭用電力発生ユニットを発明したが、電力網から電力を盗んでいるとされ収監されることになった話、反重力効果とその飛行艇の話で、この10年間、常識はずれの思考家達の好奇心を刺激してきた。

 

























文献

[1]http://peswiki.com/index.php/Directory:Searl_Effect_Generator_(SEG)
[2]http://www.searlsolution.com/







3.3 サール発電機の浮揚 by イーゲル




 これは、よく知られた話だろうと思われる。1940年代の出来事であるので、もはや70年以上も前のことである。不十分とはいえ比較的よくまとめてある文献[1]を、ここに紹介しようと思う。以下は、その抜粋・概訳である。雑な文章であり要領を得ない点が多々あるが、一応のヒントを与えてくれていると思われる。


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 サール効果発生器 SEGSearl Effect Generator)は、可動ローラをもつ3個の固定子リングから成り立っている。リングとローラは、ともに、四つの際立った材料から出来ていて、磁気ダイオードになっている。磁気ダイオードとは、電子はローラーの中にのみ入ることが出来、側面に出て行く(一方向的流れ)という意味である。

 最もよく使われる材料は、外側から内部に、アルミニウム(常磁性体)、ナイロン66(電子をひきつけるために正に帯電)、ネオジウム(電子をひきつけるための磁気ミラーとしての使用)である。基本的に全ユニットは、磁気的ダイオードであり、電子はマシーンの中央へのみ入っていくことができ、そして外に向かって加速される。

 通常、材料を磁化するときは、DCを用いて2極を作る。しかし、3極あるいは20極マグネットも作ることができる。

 さて、このローラとリングは、湾曲した形の極を有する(これは、ローラーをACで磁化すると作れる)。

 もし、あなたがリングとローラーを同じように磁化し、位相を90°ずらす、基本的にはローラーにサイン波で、リングにコサイン波の磁極を作り、この不安定状態で一緒にすれば、それらは動くであろう。

 もし、あなたが、このように作れば、常に吸引し、コンスタントに反発が起こることに気が付く。

 ローラーは、平衡するために、それ自体の回転軸の周りに回転はしない。何故なら、前方へ押す力と回転は、90°位相がずれて釣り合っているからである。

 
Fig.1 [1]


 アルミのおかげで、ローラーはリングから、はずれることはない。これは、リングの周囲のローラーの場合に、その変化している磁場がアルミに影響して、リングに接触せずにリングの周りを回るようにしているからである。

 
Fig.2 [1]


 磁気ミラー効果がだんだん強くなっていくことにより、ローラーがだんだん早く回転し(アルミ、鉄、ナイロン66結合による)、電子はマシーンの中にだんだん早く吸い込まれ、そして押し出される。こうしてリングとリングの間に真空が出来、超電導状態を形成する。

 サールは、これらの磁気ダイオードの特性を、ローラーの中と外側に銅線をつなぎオシロスコープで観測して見せた。オシロスコープには、中に向かって流れる電流が存在し、その強度は弱まることはないことを見せた。

 では、マシ−ン全体に何が起こったのか。周囲の空気から電子を吸引するので、マシーンを取り囲んでいる空気をイオン化する。従って、マシーンは、光に包まれるであろう。

 
Fig.3 [1]


 これらの電子はSEGの内側に吸い込まれ、外側に加速される。これらの電子は、通常の金属ブラシで外側で捕捉できる。そして、これらの電子をCRTの内部に押し込み、一つの方向に向けることにより推進システムを作ることが出来る。

 (訳註: CRTは.通常、 陰極線管 (Cathode Ray Tube)を意味するが、ここには、特に何を意味するかの説明が無い。文章作法上問題である。それに全体的に論理に飛躍が見られ説明不足である。)

 おそらく、円盤を輸送に使うことができるだろうが、まだ私をどこにも送ってくれたことは無い。幾つかの興味深い現象は、“反重力”と、内部のそれ自身の時空間である。つまり、ユニットの加速が何であろうとも一定の重力4.4m/s2なのである。

 レーダーに、この装置は写らない。何故なら、それはレーダーの電磁波を吸収してしまうからである。コントロールするためには、通常のラジオ波(システムを磁化するのに使った周波数の高調波)を使うことが出来る。これでローラの速度を上げたり下げたりできる。(訳註:円盤の飛行はラジオコントロールできるという意味)

 
Fig.4 [1]


 円盤の速度の限界は不明であるが、光速をはるかに超えるのではないかと思われる(殆どの理論に反するが、おそらく内部にそれ自体の時空間を持っていることを心にとめておかれたい。あとで、私は、時空間に関する私のアイデアの幾つかに対するブレインストーミングを提供しよう。これに同意するか否かにかかわらず、あなたからのフィードバックを真に望んでいる。<訳註:この記述は見当たらないので、削除されたのであろう。>)。

 フライト目的については、SEGは完全以外の何者でもない。円盤の内部では、加速や、動揺などを感じない。おそらく全く快適である。(イギリスから海外へ飛んで行ったという生の形の記録はないが、計器上の記録はある) UFOというのは完全に異なるテーマであるが、このマシーンは1946年から飛んでいることを指摘しておきたい。

 丁度いま、サール教授(訳註:教授ではないが敬意をこめて、彼らは教授と呼んでいる)はイギリスで、ビッグ・モデルに取り組んでいる。ドイツとアメリカでは、D.I.S.C.の何人かのメンバーが小型のバージョンに取り組んでいる。

 リングとローラーは、殆ど完成した。下記のサールのホームペイジから見ることが出来る。リンク先は下記のとおりである(訳註:現在、これは削除されている)。

 
Fig.5 [1]


 SEGを製作するのには、方陣の法則に必要となる完ぺきな知識が必要である。(古代中国では、これを魔方陣と呼んだ。魔法の研究で、これが使われる。マスター・セリオンの研究では、666という数が見つかるが、宗教では、これは、大いなる獣を意味する。サールはSEGを製作するのに、基本的に方陣(複数)を用いた。)

 これらの方陣は、非常にシンプルな法則に基づいている。物質を同一時刻に同一空間におくことはできないが、別の空間になら同一時刻あるいは異なる時刻におくことはできる。

 例えば、(擬似)遠心力などをキャンセルするのに、どのくらいの量のアルミニウム(常磁生体)が必要かを知る必要がある。



 

サール効果発生器: 設計と製造方法




 本報告の目的は、1946-1956年にジョン・R. R.サール(John R. R. Searl)により遂行された実験を再現することである。これは、サール効果発生器(SEG)の幾何学、使用された物質、および製造過程に関している。

 ここに述べた情報は、著者である私とサールとの間にかわされた私的なやりとりに基づいている。これは、更なる研究開発により、本内容が変更されたり最新化されたりするので、準備段階にあるものと考えるべきである。

 

ジャイロ・セル



 SEGは、ジャイロ・セル(GC)と呼ばれる基本的ドライブユニットから成り立っている。応用目的によっては、電気を発生するコイル、あるいは機械的な力を伝達するシャフトがついている。GCは、高圧電源としても使うことが出来る。GCの他の重要な性質は浮揚能力である。

 GCは、全て円筒型の棒と環状リングの形の永久磁石から出来ている電気モータとして考えることが出来る。図1(Figure One)は、一個の固定の円環リング型マグネット(プレートと呼ぶ)と幾つかの可動型円筒型の棒(ランナーと呼ぶ)からなる最もシンプルな形の基本的GCを示している。

 
図1(Figure One) [1]


 動作中は、各ランナーはその軸の周りにスピンしていて、同時にプレートに沿う軌道を回る。ランナー表面の固定点pは、図2(Figure Two)の点線に示すようにサイクロイドとなる。

 
図2(Figure Two) [1]


 測定してみると、プレートとランナーとの間に半径方向に電位差があることが明らかになった。すなわち、図1に示すように、プレートは正に、ランナーは負に帯電している。

 原理的に、ランナーは電磁気的にプレートに結びついているので、GCを一つにまとめるのに機械的な拘束は必要ではない。しかしながら、トルク発生デバイスとしては、シャフトとケーシングがトルクパワー伝達のために必要である。

 …。動作中は、電磁気的相互作用と遠心力により隙間が発生するが、遠心力は機械的およびプレートとランナーとの間の直流的電気接触を防いでいる。これによって摩擦は無視できるほど小さくなる。

 実験により、出力はランナーの数が多いほど大きいことが分かった。また、スムーズでなめらかな動作にするためには、外側のプレート径Dpおよびランナー径Drの比が、12以上の正の整数でなければならない。

D
p = N > 12 (N 12, 13, 14....)
r

(訳註:上式は、原文どおりに書いておいたが、誤記があると思われる。Nの説明も抜けている。おそらく、ここは、Dp/Dr ≥ 12と書くのが正しいのかもしれない。)

 また、実験により、図1に示すように隣同士のランナーの間のギャップ r はDrに等しくないとといけないということが分かった。

 さらに複雑なジャイロセルは、基本ユニットにプレートとランナーをさらに付け足して作ることが出来る。図3は、A,B,Cの三つのセクションからなる三つのプレートのGCを図示している。各セクションは、一個のプレートとそれに対応する一個のランナーから構成されている。

 
図3(Figure Three) [1]


 実験よれば、安定で滑らかな動作のためには、全てのセクションの重さが同じでなければならない。すなわち、

    WA = WB =WC.

である。ここで、WA, WB, WCは、それぞれ、セクションA, B, Cの重さを意味する。

 

磁場の形状



 着磁は、DCとACを組み合わせて行うので、図4(Figure four)に示すように幾つかのN極とS極からなる二つのトラック上に特殊な磁気パターンが形成されている。(訳註:図4(Figure four)は欠落している。しかし、後に他の節で取り扱われるので、そちらを参考にすればよい)

 磁場を測定してみると、各極は、それぞれ均等に大体1mm離して存在している。(訳註:次の文と式も誤記があるようで、意味を成さないため、飛ばすが、あと読み続けるのに障害はない。)

 他に考慮すべき点は下記のとおりである。…

 

慣性の喪失

 

 閾値以上の電圧(1013ボルトくらいだと思うが)で、SEGとその付属部分は慣性を失う。これは、もちろん、質量の慣性の概念と一致しない。

 

飛行

 

 飛行艇SEGは、その表面の電圧分布を変えることによって、推進することが出来る。超高速度で飛行するときの飛行方向は、惑星から離れる方向であり、SEGの面は重力場に90°傾いている。

 水平方向へ飛行するときは、飛行艇は、ベクトル場の間のバランスを取るかのように、ある角度をとる。飛行艇は、それ自体の重力場を作っているのかもしれない。

 

空気のイオン化

 

 これは、シンプルな静電気効果である。飛行艇は、半透明の光に包まれ、光る飛行跡を引きずる。フィールドの強さは、イオン化した空気を排除し飛行艇の周囲に真空を作ることができるほどである。

 

永久電気分極

 



 サールは、飛行艇あるいはSEGの近くで作業した後は、皮膚に蜘蛛の巣がついたような感覚が起こることに気づいた。彼の衣服は、身体にくっつき、ベッドリネンもくっついた。ときによっては、パチパチという音がし、それが何時間も続くことがあった。

 この効果は、誘電体の永久分極に起因するのであろう。この場合、身体の組織が誘電体である。永久誘電分極については、研究が少ない。しかし、1920年の日本の数理物理学誌に文献がある。

 その研究は、東京の江口によりなされた。いま、アメリカのある会社が、静電ラウドスピーカー用に永久電気分極材料(エレクトレット)を作ろうとしている。

 

加速時に起こる物質のひったくり現象

 



 これは、地面にある飛行艇が突然飛び上がるときに起こる。飛行艇は地面の土の一塊をひったくって行く。よく知られた穴を地面に残す。




 この稿を出して以来、ナイロン66というのは何かという質問を何度か受けた。私は、それはナイロン6:6だと思う。 (訳註:ナイロン6:6の作り方が書いてあるが省略する。必要に応じて原著を見られたい)


 

サール効果発生器

 

 次に述べる、サールによる論理ステップは、棒状マグネットを外側にローラーを配置している円環リングで置き換えるべきである。

 サールが私に教えてくれた情報によれば、同じ効果が、真っ直ぐな棒を配置しても得られる。すなわち、一つのローラーが外力により動かされると他のローラー(複数)も同時に同じ方向に動き始める(Fig.5)。





文献

[1]http://www.linux-host.org/energy/ssearl.html









3.4  サール発電機の浮揚 by サンドバーグ




以下は、文献[1]の抜粋・概訳である。文献[1]は雑な文章であり要領を得ない点が多々あるが、一応のヒントを与えてくれていると思われる。

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 1946年、英国のモーチマー(Mortimer Berkshire)のサール(John R.R.Searl)により、磁気の性質についての基本的発見がなされた。

 彼は、フェライトマグネットで永久磁石を作るときに、ラジオ周波数(〜107Hz)の小さなAC成分(〜102)が直流の着磁電流に重畳していると(Fig.1)、予期しない新しい性質をもつようになることを発見した。(訳註:小さなAC成分(〜102)には単位がつけてない。原文のままである。分かり難い記述。)

 
Figs.1&2 [1]


 記述した方法で作った永久磁石の初めの一組は、それぞれ、約100×10×10cmの二つの棒および二つのローラーから成り立っていた。(訳註:原文のとおり100×10×10cmとしておいたが、この記述では意味不明。)

 一つのローラーは、直径210mmの円筒状に作られていた。もう一つは、幾つか(約5個)の外径20mmの環状リングから成っていた。マグネットは全て記述した方法で同時に磁化した。これらの永久磁石は、まだ存在しているし、1882年8月15日には、サールが私に見せてくれた。



 マグネットをFig.3のように配置すると、下記(Fig.4)のように相互作用するであろう。もし、一つの磁石がマグネットC(Fig.4.1)のコーナー1の方向に外力によってゆっくり動かされ、同じコーナー(Fig.4.2)の付近に注意深く押されると、マグネットは、かなりな速度で加速し、コーナー2の周りを回り、マグネットC(Fig.4.3)の左側に沿って回り続けるであろう。これは、ターニングポイント(Fig.4.4)になるまで続く。  
Figs.3&4 [1]


 同時に、マグネットAがコーナー1の周りに押されると、マグネットBは同時に動き始め、コーナー3および4の周りを高速になるまで加速される。そして、マグネットCの右側(Fig.4.3)に沿ってターニングポイント(Fig.4.4)になるまで動き続ける。

 マグネットAおよびBがそれぞれのターニングポイントに到達した後、それらは同期して振動する(〜10ms)が、新しい位置(Fig.4.5)において静止するようになる。(上記記述は分かり難いだろう)

 
Figs.5 & 6 [1]


 サールは、リングの外側のまわりに置かれたローラの数が、ある最小の数(Fig.6)になると、ローラーは、自発的に動き出し、ある動的状態になるまで速度が上昇していく、ということを発見した。最大の数は、幾何学的形態と材料パラメータに依存しているが、私は、これを書いている時点で分かっていない。

 また、彼は、装置が動作中は、リングとローラーの間に電圧差が発生することを発見した。固定子のリングは、正に帯電した(Fig.6)。磁気相互作用と遠心力により作られたギャップが、リングとローラーとの間の機械的および電気的接触を防いだ(Fig.6)。

 固定されたC字型電磁石を、固定子リングと回転子ローラーに付け加えることによって、それ自身で電気を発生した(〜102ワット)。このタイプの小型発電機が幾つか作られた。そして、1952年までにサールにより、初めて複数リング型発電機が作られた。

 その装置は、直径が約3フィートであり、同一面上に三つのリングがあった。その外側には幾つかの電磁石が置かれていた(Fig.6)。(訳註:Fig.6はFig.8の誤記か?)

 各リングは、各マグネット間の絶縁スペーサをもつ幾つかの磁気部分からなっている(Fig.9)。コストが高くつくので、この発電機は、自発的始動に必要な数のマグネットを装着していなかった。

 
Figs.8 & 9 [1]


 この発電機は、公にテストされた。アーマチュアが、小さなモータに取り付けられた。装置は、放射状方向に電圧を発生した。近くの物体の静電気効果からみて、アーマチュアの比較的低速度において、1,000,000Vのオーダーの電圧を発生した。このことは、特有のパチパチいう音とオゾン臭から裏付けられる。

 (訳註:上記段落を平たく言えば、自発的回転が起こらない発電機なので、小型モータにつないで回した。するとパチパチという放電がおこりオゾン臭が発生した。このことから、かなりな高電圧が発生していると推測できた。)

 すると予期しないことが起こった。発電機は浮き上がり、さらに回転が上がった。そして小さなモータとの結合が壊れた。約50フィート上昇し、そこに暫く留まっていたが、やがてスピードが上がり、ピンク色のハロー(光)に包まれた。

 これは、上空で圧力が下がり空気のイオン化が起こったことを示している。もう一つ興味深い効果として、ラジオ受信機のスイッチが入ったことである。これは、イオン化放電と電磁誘導によるものであろう。結局、発電機は、とてつもない加速度で加速され、宇宙空間へ飛び去っていったと信じられている。

 1952年以来、サールと共同作業者達は、10個以上の装置を製作しテストした。製作した最大のものは10m以上の大きさのクラフトであった。サールは、科学や技術の文献として書くことは決してしなかった。しかし、多くの個人や機関がサールの発見を知っている。

 しかしながら、S.Seike(訳註:清家新一、日本のUFO研究家。愛媛県宇和島市出身。東京大学理学部大学院修了後、茨城大学機械工学や愛媛帝京短期大学物理学教室で教鞭を取った)が、装置の内部や周囲で起こっている相互作用を説明しようとして、理論を展開した。サールは特許を申請したが、後に取り下げた。

 サールは、共同開発しようとして、幾つかの重要な情報を提供した。製造過程の原理の詳細については、下記のとおりである。(訳註:あいまいで雑な書き方なので、分かり難い。ざっと見ておくだけでよいと思う)

  1. 磁化をする間、ラジオ周波数(〜107Hz)の小さなAC成分(〜102MA)が、磁化用DC電流に重畳された。(訳註:学術上では、Mはメガ、mはミリに使う決まりである。著者は、MAと書いているが、mとMを区別しているだろか? なお、通常、交流はACと書くが、著者はACと書いたりacと書いたりし一貫性がないので、この点から見ても、注意して読まないといけないだろう。通常、磁化には、大きな(電流)×(ターン)が必要である。)

  2. 少なくとも、180アンペア・ターンが、磁化には必要である。(この図は、正しくないかもしれない。ドキュメントも読み難い。―Web Editor)

  3. 正常に動くためには、全てのマグネットは、同時に磁化しなければならない。

  4. 特別に製作したマグネットは、他のマグネットに触れたり異なる周波数のAC成分で磁化すると、特性がほどよく変化する傾向がある。しかしながら、特別なマグネットの磁場をじゃまする材料から離したあとは、数分後には、初期の特性に戻る。

  5. サールは、小さな円環リングの一つを異なる周波数で磁化すれば、SEGの振る舞いをプログラム可能であることを指摘していた。彼は、例えば、もしSEGの温度がある温度(〜50℃)を超えると、SEGの動作が停止するようにできた。〜50℃はキュリー点よりはるかに低い温度である。

  6. 基本的に、内部磁場はローラーおよびリングの軸に沿っている(Fig.10)。

     
    Fig.10 [1]


    (7) 磁気材料はフェライトあるいは磁気セラミックス。

    (8) サールによる測定では、地球の引力と相互作用するとき、一つのリングの装置に対して、質量に対する出力の比(出力/質量)は、180kW/トンであった。サールは、一つのリングの装置の製造に対して下記のような寸法で作ることを提案している。

     
    Fig.11 [1]




文献

[1]http://www.linux-host.org/energy/ssearl.html



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