(cache) フリーエネルギー技術開発の特徴と種々相

フリーエネルギー技術開発の特徴と種々相








V.  ダラードとテスラ技術

1. テスラのラジアントマター、無線送電などの再現実験
2. ダラードの単極電気、誘電電気について
3. 伝導体とは何か by ダラード










III.  ダラードとテスラ技術



1. テスラのラジアントマター、無線送電などの再現実験



 ダラード(無線技師)は、テスラ技術を再現した人といわれている。しかし、再現報告に関する学術論文は、私の知る限り存在しない。もし見つかったらそのとき紹介しよう。しかし、学術論文は書かなかったと思われる。ボーダーランド協会から出した書き物だけだと推定される。因みに、ボーダーランドからダラード達の行った実験ビデオが入手可能である。高価なので私は入手してなかったが、最近、そのひとつが、YouTubeで無料で見られるようになった。長時間ビデオであるので、簡単に概略を掴むために、一応その広告文を紹介しておく。

 広告に過ぎないので、眉につばをつけて読むべきかも知れない。あくまで参考程度にしておいて欲しい。どうも、このビデオをもって、ダラードはテスラ技術を再現したと、フリーエナジーコミュニテイで言われるようになったが、そうだとしたら、それは甘い。詳細な実験方法・実験器具・データ・考察・文献などの記述と査読がないので、科学的には危ない話である。

 ・(ビデオ1)テスラの縦波の電気

 Eric P. Dollard & Peter Lindemannによる実験のデモンストレーション
 もし、テスラコイルに大スパークを作ること以上のものがあるか知りたいなら、このビデオを見ると良い。ボーダーランドは、テスラ技術の真実に関する実際のデータを出した実験シリーズを提供している。このビデオでは、一本線による電力送電システム、無線の電力送電システム、空間を通しての直流の伝送、および金属は吸引するが人の手ははじく新しい形の電球が見られる。さらにまた、ボーダーランド研究室から、近くのビーチまで、海をアンテナとして用いて、縦波の放送を行っている。これらの実験は、有能な研究者なら再現できる。ここに秘密はない。

 テスラコイルの今日の概念は、研究者に実際的な資料を少し提供する。エリック・ダラードは、テスラの研究から直接もってきた実験シリーズのなかでパンケイキ型テスラコイルを再導入している。近代的説明は必要ない。我々は根源に帰ったのである。しかも作動した。製作方法は詳細に示してある。もし、あなたが、テスラ理論に突入する何かエキサイテイングな、探求的研究をしたいならば、このビデオは確かによいスタートを与えるだろう。この無料のビデオは、 Tesla’s Longitudinal Electricity, Eric Dollard, Peter Lindemann & Tom Brownで見られる。

 ・(ビデオ2)横波&縦波の電磁波

 Eric P. Dollard による実験のデモンストレーション
 エリックは、縦波の真実性および電気の自然な伝送への応用についてデモンストレーションしている。アナログコンピュータ(コイルとキャパシターの回路網)が、テスラが無線伝送において発見し用いた波動の形の中へと、電気研究者の全く新しいフィールドを開いていく。縦波の磁気-誘電波が光速より速い速度で伝播することが示される!

 横波の電磁波(現在使われているもの)は、遅れていて不自然な、エネルギー伝送形態であることが示される。マルチパクターオルゴン検出器が、誘電体電気とオルゴンの間の関係を示していることがデモンストレーションされる。有能な研究者は本ビデオの実験を与えられた情報から再現できる。あなたの科学の教師をびっくりさせよう!このビデオは、 Transverse & Longitudinal Electric Wavesで入手可能である。

 なお、ダラードは多くの著作があり、ボーダーランドから入手可能である。




 以下は、Web site”ゲシュタルト・リアリティ”http://www.gestaltreality.com/の報告である。以下、概訳を示すが、この文中で”私”というのは、ゲシュタルト・リアリティの本件の担当者であろう。一応紹介しておくが、上記ビデオの方が分かりやすいかもしれない。

 
Fig.1 (右)エリック・ダラード、(後方)マーク・マッケイ


 最初、1989年に、エリック・ダラードが、テスラがラジアントマター(ラジアント物質)と呼んだ新しい効果を示すための装置を製作した。この実験のビデオは、Tesla’s Longitudinal Electricity ? Eric Dollard, Peter Lindemann & Tom Brownにある。

 マーク・マッケイはグレイ・モータの背後にある原理を解明する研究を行っていたとき、エリック・ダラードの実験を再現しようと決断した。マークはその装置に必要なデバイスを何とかかき集め、「ベディニ - リンデマン2013会議」に持ち込んだ。そこで、ダラード氏の指導でデバイスが機能するようにすることができた。

 私は、装置の何かを手助けすることや、電球から発生する奇妙な圧力効果の何らかのものを目撃する実験に手助けすることは、幸せであった。電球の数ミリの範囲内に指を出すと、電球から発生する奇妙な圧力を感ずるし、プラズマ球の上に指を触れるほど近くでは、軽くちくちくした刺激がくる、といわれている。

 このデバイスの新規性は以下の点である。


 この装置は、Fig.2のようなTesla Patent # 649,621の再現である。ラジアント無線電力送信は、Fig3のようなTesla Patent # 685,957に基づいている。

 
Fig.2 Tesla Patent # 649,621


 
Fig.3 Tesla Patent # 685,957


  
Fig.4 私が撮影した上記会議におけるビデオ:Tesla Radiant Energy Experiment


 以下は、マーク・マッケイが行った再現の資料で、彼が書いてくれたものであり、ここに載せることの許可を得ている。(注意:追加写真のいくつかは私が撮影したものである)




 
ダラードのデバイス(DDD)の解説

マーク・マッケイ編集


(注意:ダラード氏によれば、下記の歴史には、修正を要する不正確さが少しある。しかしながら、技術的な詳細は、正確である。)

 はじめのダラード - ブラウン - リンデマンの縦波の講義&デモンストレーションは、1989年に撮影された。そのとき以来、VHSとDVDの形態でボーダランド・ファウンデーションから入手可能である。トム・ブラウンがインターネットでこれを公開した。しかし、その後の続編は出ていない。それらの効果に関する簡単なデモンストレーションのあと、最も興味深い観察の多くは、公表されていないのである。著者は、この線に沿っての研究をしたか、あるいは、この技術の再現を行ったいかなる無資金の研究者もしらない。

 境界科学のコミュニティーによる興味がないのにもかかわらず、もっと詳細に再吟味が必要なこのビデオの中には、いくつかの重要な原理がある。

 はじめに、私は、ピータ・リンデマンに連絡をとって、このビデオの背景にある更なる情報、および述べられているテスラの縦波の概念の歴史についてある程度の情報を得た。

 § デモンストレーション装置の技術開発および製作は、すべてエリック・ダラードが行った。彼は、テスラの電力の無線伝送の研究にある期間携わっていた。とくに理論的な観点からである。これらの理論的概念を理解できるようにする目的の低電力のデモンストレーション装置をつくることを進めたのは、トム・ブラウンとピータ・リンデマンであった。

 § ピータ・リンデマンは、第2のアンテナの製作を支援した。もう少し詳しく言うと、スパイラルに巻いた2次コイルのフレームを作るのに使う、のこぎり状の切れ込みを入れた、放射上アームを作った。第1アンテナはエリック・ダラードの友人が製作した。

 § 三つのプレゼンテイションフィルムが撮影され、後に販売された。それらは、まとめて、"One shot wonders"として知られている。解説は全てアドリブでなされた。、財政状況とボーダーランドグループの組織における変化のため、さらにフィルムを追加制作することは許されなかった。

 § この低電力デバイス(300W)を作ることは、フリーエナジーの神達に祝福されているように感じた。エリック・ダラードは、製作、部品調達、チューニング、全てぴったりはまったと報告している。この実験の後、エリックはもっと大きいシステム(2kW以上)の製作のみに、殆どの時間を割いた。これは、スパーク管を用いた彼の唯一のものであった。彼の殆どのテスラ無線システムは、1次のスイッチング部品として、大きい三極真空管を採用していた。

  
Fig.5


 § エリック・ダラードによれば、「1B22ダイオード, 水素-アルゴン-アーク管」を透熱療法装置(この電源を使った)と実験装置の間の絶縁を行うために採用した。これらのアーク管(複数)は、技術的には”ダイオード”と呼ばれる。というのは、ひとつの電極は、ひとつの極性のイオン化を助ける小さな突起部をもっていたからである。また、ひとつの電極は、放射性物質が少しドーピングしてある。ある電圧ー電流範囲である程度整流作用をしめす。

 § 2次側を製作するのに使ったワイヤは、エリック・ダラードによれば、テフロンをコートしたCoaxである。ワイヤは、銀メッキした銅線であった。テフロンをコーティングした、ストランド・フックアップワイヤである。直径0.085インチ(2.2mm)で、0.010インチ(0.254mm)のテフロンコートがしてある。この寸法は、#16AWGにほぼ相当する。テフロンが銅に適正にくっつくためには、接触面は銀メッキでなくてはならないということは理解できる。この処置はワイヤの全体的伝導性を少し向上させるが、これが目的ではない。

 この本当の利点は、テフロンジャケットが、伝導路において表面が滑りやすいために配設が難しくなるのをやりやすくすることにある。シルバーのストランド・フックアップワイヤは、Poor Man's Litz wireとしても知られている。高周波に対し、表皮効果が、銀メッキを付加的電流通路を供給するリッツのように振舞わせるのである。

 あとでもう少し調べてみると、0.085インチの銀 - テフロンコートのワイヤの100フィート巻がみつかった。ひとつのアンテナはこのcoaxで作った。もうひとつのアンテナは、前記の#16AWGで作った。

 § このフィルムで使った装置は、決して再び使われることはなかった。それは、”秘密の”ボーダーランド研究所が移転したとき、不慮の出来事により壊れてしまったのである。明らかに、移転は5区画離れただけのところであったし、運搬のために適正にひもで結わえることをしなかった。大きい装置が、壊れやすいパンケイキアンテナのうえに倒れた。もう修復不可能なまでに壊れてしまった。装備には、替えがなかったのである。

 § エリック・ダラードが”第2次コイルのために組み込んだ何か”であるとして述べた6ターンの”ローディング・コイル”は、アレクサンダーソンアンテナのガイドラインに沿って設計された、普通巻きの6-pie RFインダクターであった。(訳註:図示されていない。また6-pieは、6-piの書き間違いで6πか?)

 エリックは、標準的インダクターは、それが正しい値であり、装置の中で遭遇する高電圧(10kV)に耐えられるなら、作動するという。もし、この”ローディング・インダクタ”が、可変にできたら最高に使いやすい。エリックは、このコイルはアレクサンンダー氏から思いついたとコメントしている。アレクサンンダー氏は、1900年代初期にGEにおいてシュタインメッツを引き継いだ初期のラジオのパイオニアであった。エリックは、コイルは大きなセラミック(重くなる)の上に巻かれていたといっている。これは6個のパンケイキコイルで、それぞれ40ターンであった。(訳註:図示されていない。)

 § フィルムが撮影された当時、ピーター・リンデマンから、二つのデモンストレーション、1)小さなひも状のアルミフォイルが吸引されること、および、2)ドアノプ キャパシターの帯電の調査が、提案されていた。グループメンバーは、これらの付加的な効果を、当てにしなかった。観測のもっと詳しい探求は、トム・ブラウンが、単線モードで動いているとき電球からの”圧力”をどう感じたか記述したとき、この点に決まった。この新規な効果のさらなる追求は、行われなかった。



  
Fig.6


  
Fig.7 Mark McKay, Kishbud filming & Eric Dollard


  
Fig.8


  
Fig.9 Before the conference Eric Dollard at Mark McKay’s Workshop ? Picture by Mark McKay


  
Fig.10


  
Fig.11


  
Fig.12 1920年型フィッシャー透熱療法装置(この電源を使用)


  
Fig.13


  
Fig.14


  
Fig.15


  
Fig.16


(感想)









2. ダラードの単極電気、誘電電気について


 これは、トム・ブラウンがエリック・ダラードに行ったインタビュー[1]の概訳である。ダラードが言っていることは、現在はSF的に響くだろうし、正統派学問としては樹立されてもいない。しかし、私は、これを紹介しておきたい。彼が、誘電体を伝わる電気について述べていることに注意されたい。




 エリック・ダラードは、BSRF(境界科学協会<California>; http://www.borderlands.com/)の副協会長で、電気現象に関する著作をBSRFから出版している。エリックは、Nikola Tesla, Charles Proteus Steinmetz, Philo Taylor Farnsworth II, Johann Sebastian Bach, Wilhelm Reich、およびわれわれの時代における真の科学者達の業績に関する研究を行ってきた。

 私(トム・ブラウン)は、個人的には、無線電送を目撃し、絶縁物から数インチに達するスパーク現象や、エリックのテスラ装置につなげたプラズマガス管の神秘的で強烈な形態を目撃した。エリックは、経験と実験により得られた知識だといっている。このインタビューは、科学の境界領域についてあなたの観点を確かに変えるでしょう。そして、テスラ、フリーエナジー、ELF、アメリカンドリーム、などに関してあなたが、かって持っていた先入観を粉々に破砕するでしょう。




T(トム・ブラウン): テスラが挑戦しようとしていたことは何だと思いますか。

E(エリック:ダラード): それは、一言で言うのは難しいですね。

T: 無線による電力送信が、最大のものでしょうか。

E: それは、彼のプロジェクトの一部で、真の単相電気あるいは単極電気と呼ばれるものを使ったものです。それは、電気的・機械的エネルギーの伝送の鍵となるもので、単相の形態へ変換する鍵なのです。

T: 単極電気というのは電磁気でしょうか。

E: いいえ、それは反電磁気です。

T: 先ほど、ファーンズワース(Philo Farnsworth)といわれましたが、どんなタイプの研究をした人ですか。

E: ファーンズワースは、マルチパクター管を作りました。2次放出の負性抵抗の管です。テスラコイルのような装置につなぐと浮き上がり、振動する傾向があります。

T: 今風のキャッチワードで言えば、フリーエナジーデバイスですか。

E: そうです。おそらく唯一の真のフリーエナジーデバイスでしょうが、以来、誰も再現できていません。

T: テスラの研究とファーンズワースの研究の間には、なにか関係がありますか。

E: それらは、全体的に反対方向を向いています。ファーンズワースは、エレクトロニクスの高度のマスターでした。彼はエレクトロニクスでした。誰もファーンズワースより電子について知ってはいない。テスラは、物質あるいは原子を含まないイーサ型のフォースを取り扱っていました。それは、何かもっと微細なものです。

T: あなたはテスラコイルについて幅広く研究されましたし、我々は、その件について出版しました。これらの装置を実際に使う、ということについてどう思いますか。

E: 送受信のデバイスとして、ダイポール、その他を配置した大きな伝送塔なしに送電するために使います。

T: もしワイヤを使わないならば、エネルギー伝送の媒体は何ですか。

E: われわれの周りの一般的媒体が何であろうとも、イーサあるいは空気といっても良いし、あるいはアースを通して伝送することもできます。基本的に、それは、よく流れます。テスラシステムは、アースを通して流れるように設計されています。地球のイオン層導波管を通る伝播に関する話は沢山なされていますが、テスラは、そのような形を描いていたのではないのです。彼の殆どの装置は、ありふれた伝導媒質を通る伝送で、地球は、利用できる最良の伝導媒質です。

 デバイスは、ひとつの伝導体の発電機です。― ひとつのターミナルを共通の伝導媒質につなぎ、他の全てのもの、あるいは、終端デバイスがエネルギーを受け取ります。ワイヤは2本使わないし、エネルギーを縛る導波管もない。これらは、非束縛波動と呼ばれます。テスラのマグニファイング・トランスミッターは、電磁気エネルギーを、磁気-誘電エネルギー(magneto-dielectric energy)と呼ばれるものに変換するコンバータなのです。

T: 電気の誘電的側面とは厳密には何ですか。

E: 光の現象より早いことをあらわす電気の側面です。

T: 誘電電気は、ライヒのオルゴンエネルギーとどう関係していますか。

E: ライヒは、オルゴンと誘電体電場は基本的にひとつで同じものということを発見しました。もし、誘電体電場が適正な振動を有するなら、それを、殆どオルゴンエナジーと呼ぶことができます。このひとつの例は、オルゴン集積器ですが、これは誘電体と反射物質(金属)を交互に重ねた層になっていて、キャパシターに似ています。この反射体は、通常、電子技術的には、伝導体と呼ばれます。しかし、これは電気がどのように流れるかという点に関して、18-19世紀から続いた誤解に基づくものです。

 電気は、ワイヤを通して流れるのではないということは、よく知られている(訳註:これは大学課程電磁気学の教科書に載っているし、講義を受けたであろう)。しかし、殆どの人々にとっては頭の中に記憶している概念に過ぎない。ライヒの教義は、絶縁する、あるいは、誘電的な物質は有機物質でなければならないと仮定している。しかし、もちろん、彼は、グラスウールを用いていました。誘電体をグラスウールに拡張して使っていたのです。グラスウールは、珪素の二酸化物は酸素2原子を持っているから、有機物質と言うことができるでしょう。本当は違うけど。

T: あなたの研究において、誘電的なフィールドがオルゴンエナジーに関係している何かの証拠を発見しましたか。

E: はい。宇宙の重ね合わせ効果です。もし、あなたが低圧ガス管をとり、二つを重ね合わせた誘電場におくと、ライヒが彼の著書”宇宙の重畳”(Cosmic Superimposition)の中で書いたようなスパイラルの形成が得られるのです。この形成は、天体、銀河および他の宇宙の形態として現われます。

T: 適正に製作されたテスラ・トランスミッターの高電圧ターミナルは、誘電場を放出するのですか。

E: そうです。誘電電流 ― これは電子なしに自由空間を通して流れる大量のアンペアの電流なのです。これが、真の電流です。

T: それは、あなたが見せてくれたことですね。絶縁物から数インチの長さのスパークを飛ばしたこと、それは、もちろん起こると想像していたことではなかったでしょう?

E: そうです。絶縁物は、電気を伝えると想像されていないのに、あなたは、どうやって、絶縁物から長く伸びるスパークを引っ張り出すことが可能ですか(笑い)。
  
Fig.1 ダラードにより製作されたテスラ増大
伝送器で木の形に燃えた黄金比放電[1]


T: このスパークについて私が注目したことのひとつは、植物のように見えるということ、何か有機的で、通常のスパークで起こる気まぐれ的な放電形状とは異なるということです。このことに関して、どうお考えですか。

E: この形は、基本的に 黄金比スパイラルです。全て黄金比できまる角度で空間に投影されるlogの周期的スパイラルです。これは、また生きているものと同じ形であり、あなたは、一般的にいってポテンシャルエナジーの全ゆる放電が、この形を形成しようとすることに気づくでしょう。砂の中の水のパターンや、空の雲のパターンにそれがみられます。これらのパターンは、何度も何度も繰り返し現われます。丁度、私のテスラコイルの放電により燃えて木になる有機的パターンのようにです。これは、まさにここでオルゴンに結びついています。

 このタイプの単極電気は、有機的パターン、イーサそれ自身からくる生命が生まれる前のパターン、に成長するような形態にあります。山を流れ落ちる小川、窓ガラスが割れること、あるいはビーチの砂を通ってしみこむ新鮮な水のような、どんなタイプのエネルギーも、黄金比に基づく有機的パターンとなります。あなたがエネルギーを放出するときはいつでも、このタイプのパターンに気づくでしょう。

 もちろん、これは、ビクター・ショウバーガー(訳註:日本ではビクトル・シャウベルガーと表記されるが、ここでは発音に近い方を使った)が言っていたことに直接結びついています。空間のなかに、logの周期的スパイラルの形があるといえます。それは、成長し崩壊するようなものなので、手に触れることができる形では存在しません。そのサイズは、放出されるエネルギー量の波長と周波数に適合しています。この特殊なスパイラルは空間の中にみられるようなものではないが、空間にエネルギーを放出すれば、そのときスパイラルは現われます。

T: テスラが、ストーム(暴風・雷・雨etc.)をもたらすために彼のマグニファイヤを使うことに言及した、と聞いたことがあります。テスラがやろうとしていたことと、ライヒが彼のクラウドバスターでやろうとしていたことの間には何か関係があると感じますか。

E: 私は、テスラが天候をコントロールしようとしていたことを示す情報はあまり読んだことはありません。テスラは、実験室で、天候現象のようなものがあらわれることを、あちこちで、ちょっとだけ述べていますが、それはテスラの特別な目的ではありません。しかし、ライヒの特別な目的は、実際のちからを直接扱っていました。テスラは、機械論者で、ビクトリア朝風の厳格な人格だったことを思い起こさなければなりません。彼は、馬力時間(訳註:1馬力時間=750ワットアワー)とBTU(訳註:1BTU=1,055joules)に関係した機械や、当時の誰もが関係していたものを製作しようとしていました。そして地球を面白い巨大な公園に変えようとしたのです。

T: 例えば、大気圏を夜、光らせる計画とか?

E: そうです。星は、絶対見えなくなりますね。それに、うなっている電気装置の音をどこでも聞くことになるでしょう。でも、人々は、テスラについては、いかれませんでした。

T: あなたは、テスラの最終ビジョンに好意的ではないような感じですが、どうでしょう。

E: いや、彼はアイデアを提案したのです。しかし、彼が、得られるようにしたテクノロジーの興味深いことは、展望として、惑星にとって実際全く健康的なのです。これにより我々は、有機的な形態をとるエネルギーを取り扱い、ライヒが理論化し、その実際的な物理的発見をしたタイプのエネルギーに、ワンステップ近づきます。

T: 地球が過去約10年くらいの間に経験している奇妙な天候パターンは、ソビエトがテスラ装置を使っているからだという話が巷間流布しています。あなたは、そのような話を確信または否定するような研究はやっていますか。

E: そのような話には、基本的に根拠がありません。私は、ソノマ州立大学(California)で、一般的な惑星間の関係を含む研究プロジェクトに4年間従事しました。つまり、太陽とこの惑星の天候、太陽フレアの天候への影響、惑星の整列が太陽フレアに与える影響、これらのものがラジオ波の伝播や地震活動に与える影響です。そして、これらのエネルギーパターンの幾何学を一緒に結びつける試みをしました。

私は、天候のパターンは、太陽フレアの周期に固く結びついていることを発見しました。ロシア人たちは、これとは関係がありません。 ロシアンウッドペッカー(訳註:軍用OTHレーダーで強力なパルス状の電波を無差別的に発信する。多くの放送局や業務無線、アマチュア無線、短波放送などが迷惑を被った。このパルス状のノイズは、キツツキが木をくちばしで叩く音の様に“カカカ…”と聞こえるため、ウッドペッカー・ノイズと呼ばれる。ロシアのものがロシアンウッドペッカーと呼ばれた。)の信号が、その影響を持っていたかのように見えたが、単に偶然の一致でした。

というのは強力な太陽フレア期間に、ウッドペッカーのような信号が大きくなり、よく伝播したからです。おそらく、ロシア人にとっては、信号を利用するのに有利な点だったのでしょう。これは、一例と思われます。しかし、ウッドペッカーが太陽の上にフレアを生成し、惑星(複数)が整列するのをコントロールしているなどと考えるのは馬鹿げています。

(この後、さらに話題がそれて行きますので、以下割愛)

(感想)




文献: [1]Eric P. Dollard: Functional Thinking an Interview with Eric Dollard by Tom Brown, The March-April 1987 Journal of Borderland Research.










3. 伝導体とは何か、 by ダラード




 テスラは、ラジアント電気と呼ばれる新しい電気現象を発見した。これは従来の電気とは異なるさまざまな現象を示す。一方ダラードは、この電気が伝わる現象を研究したといわれている。

 以下は、ダラードが伝導体とは何かについて書いた文献[1]の概訳である。イーサとの関係を含めて説明している。そして、電気の真の流れは絶縁体が担っていると結論している。この新しい解釈をどう考えるか、読者の判断にゆだねたい。 (訳註:これは、ボーダーランド協会のジャーナルに掲載されたものである。しかし、学術論文ではないので、注意が必要である。)




 
1


 電磁気エネルギーが、空間のひとつの点から空間の他の点に運ばれるとき、発生する点と、使用する点を結びつけるのに、閉ループが必要となる。この閉ループは、電気回路と呼ばれ、電気伝導体として知られるようになったものによって形成される境界からなっている。この境界は空間の一定の量を取り囲んでいる。

 電磁気エネルギーが、電気回路により囲まれた空間を通って流れるとき、回路材料の内部でも外部でも現象がおこる。

 回路の伝導体材料の中では、電磁エネルギーの通過の間、エネルギーは、分子の空間内で連続的に消費され、熱力学的エネルギー(熱)に変換される。これは、電気回路材料の中にひきずりこまれる電磁波が通過することによるものといえるだろう。引きずり込まれるということは、摩擦損失に類似であり、電気回路の抵抗Rと呼ばれる。

 回路の伝導体材料の外の空間においては、電磁エネルギーの通過の間、イーサのストレスの状態が存在し、これは電気回路の電場と呼ばれる。電場の中に含まれるエネルギーは、この空間を通って、電場にエネルギーを供給する発生点から、電場からエネルギーを抽出する使用点へと連続的に伝達される。

 回路の電場は、物理的に磁気的および誘電的な作用を及ぼす。磁気的作用は、伝導体物質の表面に平行に向いている(その近傍で)。すなわち、針の形の磁気ボデイが伝導体物質の表面に平行に自動セットされるのである。

 誘電的作用は、伝導体物質の表面に垂直に向いている(その近傍で)。すなわち、針の形の誘電的ボデイが伝導体物質の表面に垂直に自動セットされるのである。したがって、回路の電場は、その上を電磁エネルギーの流れを通すのだが、互いに直交する下記の三つの基本的な軸を有する。



 電気回路で縛られた伝導体物質の外の空間は、ある一定の速度Cの光の波面を伝播させる性質を有する。この速度は、イーサの特性である。ここで、イーサになかに電気回路が存在している。この速度の二乗の逆数は電気回路のキャパシタンスCと呼ばれる。 (訳註:以下の式は、ダラードが書いたままの形を崩さずに書いておいた。ダラードは、これらの式の意味を、十分に説明していない。)

    C=1/c2(4 10-9π-1) Farads.

 キャパシタンスは、電気回路の誘導の誘電場における蓄積エネルギーの能力の尺度である。

 電気回路により囲まれた空間の量は、電気回路のトータルの長さ、l1、に比例している。これは、拘束された伝導体(複数)の間の距離、l2、をかけて、

    l1 l2 = l02   (cm)2

 となり、面積の次元になる。この面積は、電気回路のインダクタンスと呼ばれるものを定義している。

    l02 = L    4  10-9π ヘンリー

 インダクタンスは、電気回路の誘導の磁場における蓄積エネルギー能力の尺度である。

 また、電気回路の誘導の誘電場および磁場を表すキャパシタンスとインダクタンスは、電磁エネルギーの伝送に対する電気回路の伝播特性の目安として働く。

    -LC = t02  :ナチュラル周期、

    -L/C = Z02  :ナチュラルインピーダンス、

 (訳註:上2式の左辺には、負号がついている。これについて説明が必要であるがダラードは、何も説明していない。)



 
2


 今日存在する電磁エネルギーの伝送の一般的な概念は、エネルギーは伝導体物質の内部を通って伝送されるということ、すなわち、電気は水がパイプを流れるように伝送されるということである。この伝送は電子と呼ばれる電荷を有するサブアトミック粒子の流れを含んでいるといわれている。

 この理論によれば、”自由電子”を最も多くもつ物質が電磁エネルギーの最良の伝導体として働く。逆に、”自由電子”が最も少ない材料は電磁エネルギーの最も貧弱な伝導体となる。これらの材料は、絶縁体と呼ばれる。絶縁体は、電気の通過をブロックする。

 結局、結論としては、電気は電子の流れであって、伝導体の外の空間は空であって死んでいる、ということである。超電導体は電子の流れを阻害しない材料であり、したがって、電流を阻害しない。逆に、物質がない空間は電気の流れを完全に阻止する。真理とは、ほど遠いが、今日の科学者により支持されている電気の概念である。

 伝導体材料の真の作用は、それがいわゆる超電導状態のときに現われる。超電導物質の切片が空間につるされて、自由に動ける状態にあったとき、誘導の磁場がこれに近づくと、物質はこの場が近づくことで反発されることに気づく。もし、物質が実際に超電導状態ならば、一定距離,I,が、(時間t ->無限)の時間の無期限期間、維持される。磁場の中に沈む(I->0) 物質に対するどんな傾向も、物質は完全には超電導状態ではなくて、一定の抵抗Rを持っていることを示している。

 いわゆる伝導体物質は、磁場あるいは一般的な電磁エネルギーを反発するか反射するので、さほど伝導しない、と結論づけられるかもしれない。

 電子回路が、上に議論したように電磁エネルギーを運んでいるとき、力あるいは圧力が回路材料に働くことが分かる。この圧力は、回路材料の対向するパーツをはじき、回路を広げるく傾向がある。回路により囲まれた空間におけるこの圧力は、起磁力と呼ばれる。

 したがって、伝導体は磁気圧力を維持する容器の壁のように働くことがわかる。もし、伝導体がいわゆる超電導状態にあり、回路の終端が短絡してあるならば、電気回路は、タンクに蓄えられた圧搾空気と同じように、この起磁圧力を無限に維持するであろう。これが電子の流れであるためには、この流れが永久運動であることを必要とするが、ありそうもない話である。

 電気伝導体と呼ばれる物質は、エレクトリック・オブストラクター(電気的妨害体)と呼ぶのがベストであると結論できるかもしれない。この電気的妨害体は、電磁気を伝えないで、それを、それ自身に向けて反射し返すのである。電磁気の流れは、この電気的妨害体により囲まれたイーサの空間により伝導される。

 このイーサ空間の特性は、そのインダクタンスLおよびキャパシタンスCにより記述される。純粋の空間は原子論により完全な絶縁体と考えられるから、電磁気の流れに最も抵抗が少ないと提案するのは、皮肉ではないだろうか。電気の真の伝導体は絶縁体である。


文献
[1] Eric Dollard: The Fallacy of Conductors, Journal of Borderland Research(1987).







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