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| 上弦の月と下弦の月はどう見える? | ||||||||
よく見かける、上弦の月下弦の月の説明ですね。ところが、このいかにももっともらしい説明を鵜呑みにするととんでもない誤解をする事があります。さてそれはどんなことでしょう。
いきなりで面食らったかもしれませんが、この「問題」、今回の話題とは密接に関係するのです。では、ここからが本当の解説記事。
右に上弦の月と下弦の月の、「月出」「南中」「月没」ごろの様子を描いてみました。図中の左から月出・南中・月没となります。この図を見ながら設問をもう一度考えてください。 設問1は、「月が昇ってくる方角」ですから、まあ「東」と答えるのが妥当で、この辺は大きな問題はないと思います。 設問2は、下弦の月が昇るとき、弦はどっちを向いているかが解れば簡単です。下弦の月ですから、弦が下になった「B」・・は間違いで、本当は「A」。 図をご覧にならば解るとおり、上弦・下弦といっても常に「上弦は弦が上」「下弦は弦が下」となるわけではありません。どうやらこの関係が成り立つのは月が沈む頃だけのようです。 と言うわけで、「下弦の月が昇る頃」は月の弦は上側にあるので、Aが正解となります。 設問3は、常識的な質問だったはずですが、最近は人工の明かりが明るすぎ、夜に月が出ていても気付かない程になったため、「問題」となり得るようになりました。 もう一度月出・正中・没の図をご覧ください。背景の色が濃紺の箇所は深夜を、青い部分が明け方(夕方)を、薄い水色は昼間を表しています。この図からすると下弦の月が昇る頃は、深夜。よって答えとしては真夜中を選ぶことになります。 このように、上弦の月、下弦の月と言っても「弦」がその名の通りになるのは、月が沈む頃だけ。くれぐれも誤解の無いように。 ついでながら、月のどちらが「凸」になるかを考える場合、太陽がどっちに有るかを考えましょう。太陽に近い側が凸になっていると考えれば間違い有りません。
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